活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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カリスマヘッドハンターが教える のぼりつめる男課長どまりの男

満足度★★★
付箋数:22

  「のぼりつめていく人と、課長になれても、
  部長・役員クラスになれない人。
  そこにはどんな違いがあるのか。
  それは広い溝なのか?
  ひとまたぎできる段差なのか?
  数万人のビジネスパーソンと関わり、
  2000社以上の役員クラスの人材支援に
  携わってきた私の究極の “関心事” を、
  在籍したリクルート卒業を機に徹底的に
  整理してみて、私は驚きました。
   “こんな小さなことが、結果の違いを
  生んでいたのか” と。
  この本は、いわば私自身の驚きから
  生まれた一冊なのです。」

本書の著者、森本千賀子さんはリクルートの
営業トップウーマンとして名を轟かせた方。

その後、リクルートエグゼクティブエージェント
にて、経営幹部や管理職の採用支援に従事し、
「日本一の転職エージェント」と謳われました。

2013年3月に株式会社moriichを設立して、
さらに多方面に活動の場を広げています。

森本さんが、数万人のビジネスパーソンを
支援してきて見えたのは、
のぼりつめていく人は、次の2つを必ず
持っているということでした。

  「仕事のセンスがいい」
  「人として、気持ちがいい」

ずいぶん感覚的な話だと思った方も
多いことでしょう。

実は、こうした「センスがいい」とか、
「人として気持ちいい」といったことは、
その人のちょっとした行動に表れるものです。

非常に細かな配慮を積み重ねることが、
相手に感覚的にいい印象を与えるかどうかの
分かれ道なのです。

一事が万事であり、神は細部に宿るのです。

本書では、ぼのりつめる男と、そうでない人の
ほんの少しの意識の差、行動の差を32の事例で
対比しながら解説します。

例えば、面会のアポイントをとる場合。

のぼりつめる男は、「こちらの希望を3つ
お伝えします」とアポをとります。

課長どまりの男は、「ご希望の日時を
お知らせください」と伝えます。

後者は、相手の希望を希望を聞いて尊重した
つもりでいて、結果的に相手に余分な手間を
かけさせてしまうパターンです。

相手の希望の日時が、こちらの都合が悪いと、
そこから何度かのやり取りが発生してしまいます。

そもそも、こちらから面談のお願いをするのに、
相手に候補日を出させておいて、
それを断るケースが発生するのは失礼です。

一方、前者のあらかじめこちらの希望日を
3つ伝えるのは、お願いする立場だからこそ、
相手の手間を想像したアポのとり方です。

お願いする立場なのに、こちらから候補日を
指定するのは、一見失礼に感じる人もいる
かもしれません。

しかし、結果的に相手の手間を
減らしているのです。

加えて「いったん、私の方から候補日を
出させていただきますが、ご都合が悪いよう
でしたら、ご希望日時をご指示ください」
とひと言入れておくと、なお良いようです。

実際に、ぼのりつめる男と同じような
アポのとり方をしている人も多いでしょう。

結局、ぼのりつめる人とそうでない人の、
1つ1つの行動の差は、それほど大きな
ものではないのです。

本書で紹介されている32の違いは、
すべて誰にでもできる些細な行動です。

しかし、その小さな配慮の積み重ねが、
何年も経って、大きな違いになるのです。

本書は、非常に具体的書かれていて、
それぞれのハードルも高くないので、
行動を変えやすい本だと思います。

この本から何を活かすか?

あなたは、新幹線ではどのこ席に座りますか?

3人席の場合、通常、窓側・通路側が先に
埋まります。

これは新幹線だけでなく、飛行機でも同じです。

しかし、のぼりつめる男は、
「3人席の中央」に座るようです。

それは、誰かの隣に座ることが、
「いい御縁のチャンス」と考えるからです。

そのチャンスを増やすために、
あえて中央の席に座り、タイミングを
見計らって、両方の席の人に話しかけます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 05:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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