活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2017年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年09月

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信じる覚悟 超訳 西郷隆盛

満足度★★★
付箋数:21

著者の鈴木博毅さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

2018年は明治維新から、ちょうど150年に
あたります。

それを機に2018年のNHK2018年大河ドラマは
林真理子さんの小説『西郷どん!』を原作に
製作されることになりました。

ドラマの主人公は、もちろん西郷隆盛さんです。

上野公園に建っている銅像でも知られる
西郷さんは、「リーダーの中のリーダー」とも
呼ばれる、幕末から明治にかけての偉人です。

この国の歴史に大きな足跡を残し、
今日につながる社会改革を後押ししました。

西郷さんは、薩摩藩の下級武士として
生まれ育ちましたが、藩主の島津斉彬さんに
認められ抜擢されます。

1864年の禁門の変で、薩摩軍を指揮して
長州藩と戦ったのを皮切りに活躍し始めました。

その後も薩長同盟、江戸城無血開城、戊辰戦争
など幕末維新期の重要なポイントで中心となり、
明治維新を完成させます。

明治政府内でも、廃藩置県などの大きな
制度改革を推進し、陸軍大将などの要職を務め、
国政でも重要な役割を果たしました。

最後は、不平士族の反乱が続く中、
私学校生徒の暴動から起こった西南戦争を
指揮しましたが、敗れて自決しました。

  「西郷は日本を、天道を進む “本当の文明国”
  にする理想を持っていました。その理想に
  向かって邁進する姿は、多くの人々にとって、
  まさに “理想のリーダー” でした。
  その理想と自らの信念を貫く生き方は、
  現代の私たちにも大きな学びを与えてくれます。
  誰にも恥じることなく、天道を歩めとした
  彼の言葉。西郷の死から140年目の今、
  それを超訳した本書が、多くの方々へ、
  西郷の志と珠玉のメッセージをお伝えできる
  ことを願っています。」

本書は、『西郷南洲翁遺訓』を中心に、
西郷さんの言葉を超訳した本です。

その誰にも恥じない生き方を、現代の私たちが
学ぶべるように、西郷さんのメッセージが
短い言葉でわかりやすくまとめられています。

ちなみに、『西郷南洲翁遺訓』とは、西郷さんが
明治維新後にかつての敵であった出羽庄内藩士に
語った話をまとめたもの。

現在でも西郷さんの考えを知る書として、
多くのリーダーたちが参考にしています。

本書では、西郷さんの言葉を厳選し、
6つのカテゴリーに分けて、176の言説を
紹介しています。

 1. 天に恥じない生き方を選ぶ
 2. 美しい人になる
 3. 上に立つ者の覚悟
 4. 大業を成す人の法則
 5. 社会を照らす志を持つ
 6. 未来、その先へ歩み続ける

  「天を敬う生き方
  私たちは、天という大きな存在に生かされて
  います。人間は、この世界から見れば小さな
  存在です。私たちがいなくなったあと、
  10年後の今日を覚えている人はいません。
  小さな存在である人間が、大きな生き方を
  するにはどうすることがよいか。
  目の前の小さな出来事ではなく、天を相手に
  して生きることです。天に恥じぬ生き方を選び、
  天に恥じぬ仕事を成し遂げる。私たちを
  包み込む天を敬い、周囲にいる人を愛して
  生きるのです。」

西郷さんの言葉には、信念が貫かれています。
読んでいると、存在の大きさを感じました。

現代を生きるビジネスパーソンにとっても、
西郷さんの言葉は、魂を揺さぶるものが
あるように思えます。

この本から何を活かすか?

西郷さんの座右の名は「敬天愛人」で、
この言葉を好んで使いました。

これは、天を敬い人を愛することの意味で、
西郷南洲翁遺訓』では次のように書かれています。

  「道は天地自然の物にして、人はこれを
  行うものなれば、天を敬するを目的とす。
  天は我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する
  心を以て人を愛する也」

これが西郷さんの思想の根源となる考えです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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