活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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世界一やさしい読書習慣定着メソッド

満足度★★★
付箋数:24

大和書房の若林さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

世の中には、「読書が苦手だ」と思っている
人がけっこう多くいます。

もちろん、ディスレクシア(読字障害)という
障害を持つ方も実際にいますから、
本当に本が読めない人もいることでしょう。

しかし、「読書が苦手だ」というのは、
ほとんどの場合、単なる「思い込み」。

読書に対する固定観念がそうさせているのです。

  「 “本を読むのが苦手” というのは、
  詰まるところ思い込みでしかないという
  ことです。たとえ本を読むのが苦手だと
  いっても、それは現時点でのプロセス(過程)
  が苦手だというだけであり、 “本が苦手” 
  だということとは根本的に違う話なのです。
  でもコンプレックスのようなものが先に
  立ってしまうからこそ、必然的に “苦手だ” 
  という部分だけが強調されてしまい、
   “自分は読書に向いていない” とうような
  考え方につながってしまう。
  ただそれだけのことなのです。」

本書の著者は、ライフハッカー[日本版]
などで、ビジネス書を中心とした書評を
毎日書き続けている印南敦史さんです。

印南さんの前著『遅読家のための読書術
では、「本は好きだけど、読むのが遅い」
という方を対象にしていました。

今回は、もう少し本と距離がある方、
読書に苦手意識がある方を対象としています。

「本が苦手だ」と思っている方の多くが、
読書に対する「義務感」を持っています。

 ・きちんと読まなければいけない
 ・読んだら理解していなければならない
 ・1行でも読み飛ばしがあってはいけない
 ・積読なんてとんでもない
 ・ぜんぜん先に進まない自分に幻滅する

こんな「義務感」を持っていては、
ますます読書が嫌いになってしまいます。

読書に守るべきルールなんてありません。

本来、読書は自分のための体験だから、
ひたすら「ワガママ」でいい。

人の読書方法を参考にすることはあっても、
他人と比較する必要はありません。

本書は、読書に対する固定観念を振り払い、
「自分にとって心地よい読書スタイル」を
身につけるための本です。

本書でノウハウとして紹介されているのは、
「本が読みたくなる」読書術です。

 1. 「読みたくなる」メソッド
  100%理解するのを目指すのではなく、
  自分にとって価値のある1%を見つける
  ことを考えて読む。

 2. 「読み進める」メソッド
  読み進められないときは無理しない。
  読書には相性とタイミングがあるので、
  一度読むことをやめても、なんらかの縁が
  ある本は、いずれ読む機会がやってくる。

 3. 「習慣づける」メソッド
  短く、確実にライフサイクルに組み込む。
  「あらかじめ決めた数十分」と「細切れ読書」
  を組み合わせていけば、読書は必ず
  習慣化できる。

印南さんも、以前は読書に対する苦手意識が
非常に強かったといいます。

それが今では、年間700冊以上の本を読み、
1日1冊以上レビューを書き続けるように
なりました。

本書には、読書への苦手意識を克服して、
短期間で圧倒的読書量を誇るようになった
印南さんのノウハウが詰め込まれています。

しかし、本書を読む場合も、
「この本で読書の苦手をなくそう」などと
意気込んではいけません。

気になる部分だけでも、つまみ食いして、
1つでもヒントになる部分があればいい。

それぐらい軽い気持ちで読むことが、
一番大切なポイントです。

この本から何を活かすか?

  「僕はときどき意識的に、興味のない本を
  読むようにしています。(中略)
  自分の興味に引っかからないものを
  あえて読んでみると、そこから自分の
  好奇心の容積が広がっていく可能性が
  あるわけです。」

印南さんは、「興味がない」のは、
その時点での自分の主観でしかないと
説明しています。

私もたまに、あまり興味がない本を
読んでみることがあります。

すると、いつもではありませんが、
「こんな世界もあるのか」と
パッと視野が広がることがあります。

それも読書の1つの醍醐味です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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