活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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一流のMC力

満足度★★★
付箋数:21

最近テレビを見ていると、以前は「司会者」と
呼ばれていた人が、「MC」と呼ばれている
ことが多くなっています。

MCとは、マスター・オブ・セレモニーの略称。

なぜ、司会者と呼ばずに、MCと呼ぶように
なったのでしょうか?

そもそも、司会者とMCでは役割が違います。

司会者とは、台本通りに番組を進める人。

これに対してMCとは、出演者たちの個性を
尊重して、その能力を引き出しながらも
番組の進行をコントロールする人。

最近のテレビ番組では、台本通り進める
司会者よりも、その場の空気を読み、
ハプニングや暴走を受け止めながらも、
番組を進めるMCが求められているのです。

  「最近は、明日何が起こるかわからない
  世のなかですから、飛び抜けた能力を持つ
  ひとりの天才型リーダーが率いるチーム
  よりも、個々の能力を最大限に引き出す
  MC型リーダーが率いるチームのほうが
  すごい結果をもたらすと思います。」

本書は、日本テレビで「ZIP!」、
「スッキリ!!」、「シューイチ」などの
看板番組を育てた敏腕プロデューサー
三枝孝臣さんが、「一流のMC力」について
語った本です。

テレビ番組でMC力が重宝されるのは
わかりますが、ビジネスでMC力があると、
一体、どんなメリットがあるのでしょうか?

  「ひとことでいうなら、あなたの夢を
  かなえるためのチャンスが手に入る!」

MC力は、テレビの世界だけのスキル
ではなく、ビジネスにも、プライベートでも
役に立つスキルなのです。

例えば、MC力があると、次の段階を経て、
大きなチャンスを掴むことができるようです。

  ステップ1 上司に「こいつがいると仕事が
       ラクだな」と思われる。
  ステップ2 会議やプロジェクトの進行役
       として重宝される。
  ステップ3 顔も売れて、いい意味で社内で
       目立つようになる。
  ステップ4 別の部署からも声をかけられる
       ようになる。
  ステップ5 大きなプロジェクトのメンバーに
       抜擢される。

このような順番で、あなたが夢をかなえる
チャンスが巡ってくるのです。

では、MC力と一言でいっていますが、
それはどのような能力から構成されるのか?

三枝さんは、テレビで活躍する
一流のMCたちのスキルを分析して、
次の4つの共通点があることを発見しました。

  1. チャンスをつかむための「ギャップ力」
  2. 誰からも好かれる「間抜け力」
  3. どんな状況でも前に進める「現場対応力」
  4. メンバーの能力を引き出す「聴く力」

本書では、この4つの力を磨きMC力を高め、
誰からも必要とされる不動のポジションを
手に入れる方法を解説します。

事例として紹介されるのは、
やはりテレビで実際に活躍するMCの方々。

なぜ、加藤浩次さんや中山秀征さんは
MCに選ばれているのか?

テレビに引っ張りだこの、有吉弘行さん、
マツコ・デラックスさん、林修さんの
共通点は何か?

こうした話題で読者を惹きつけながらも、
MC力をビジネスで活かす方法を解説します。

途中で考えながら読むための練習問題も
掲載されていますから、最後まで飽きずに
読むことができます。

この本から何を活かすか?

 問題 あなたはバラエティ番組のADです。
    もしお弁当の予算が1000円から800円
    になったらどうする?

テレビ業界には、「伸びるADは弁当の発注が
すごい!」という都市伝説があるそうです。

残念なADは、前回評判がよかったからと、
毎回同じ弁当を頼みます。

これに対して伸びるADは、状況によって
異なる弁当を発注します。

ロケとスタジオ、寒い暑いなどの環境の
違いを感じながら、バランス感覚をもって
弁当を発注するそうです。

さて、問題の答えですが、実際に三枝さんが
駆け出し時代にやっていたことが例として
2つ紹介されていました。

  「お弁当屋さんと仲良くなって、予算内で
  お茶をつける交渉をする。」

  「日テレがお願いしたことのなかった
  お弁当屋さんを新規開拓する。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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