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マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか

マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのかマッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか
(2015/02/27)
大嶋 祥誉

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Kndle版 マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか トップコンサルタントの考える技術・書く技術

満足度★★★
付箋数:21

  「私にとってノート術というのは他人の話を書き留める
  ものではない。あくまで自分の思考を整理するためのものである。」

これは本書の著者、大嶋祥誉さんの言葉ではありません。

大嶋さんのかつての上司、元マッキンゼー日本支社長、
アジア太平洋地区会長だった大前研一さんの言葉です。

大前さんはマッキンゼー時代、サイズがA2判(新聞2つ折りの大きさ)
の特製の方眼ノートを作っていました。

欄外の余白には「So What」、「MECE」、「Zero-baced Thinking」
などマッキンゼーで使われる言葉が印刷されていたそうです。

このノートを大前さんはどのように使っていたのか?

  「ノートは思考のキャンバスのようなものだから、文字を書くのも
  絵を描くのも自由。ただ、私はこのノートを左下から右上に向かって
  横書きで使う。通常のノートは罫線に沿って左から右、
  そして上から下に横書きで使う。しかし、それでは言語や論理が
  優先される左脳的な作業である。直感、創造、洞察といった
  右脳の働きを刺激しない。そこでアイディアを出したいときは、
  このノートを左目で見て右脳に刺激を与えながら右側の空間に向けて
  書くようにしていた」

大前さんが、なぜ、このようなことを行っていたかというと、
すべては「問題解決」のためです。

ノートは思考を整理するための第2の脳。

本書で大嶋さんが紹介するのは、問題解決のためのノート術です。

  「この本の目的は、私がマッキンゼーの新人時代に上司や先輩
  あるいは同僚から学び、また現場で叩きこまれた
   “ノートを使った問題解決のための手の動かし方=ノート思考”
  を紹介しながら、皆さんにも “問題解決” の仮説や道筋を
  発見する瞬間を体験してもらうこと。」

マッキンゼーでどのように新人コンサルタントに、
問題解決能力を身につけさせるかについては、
マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』に書かれています。

本書は、その中でも問題解決のステップに沿った
ノートの使い方にフォーカスして紹介します。

  Step1 本質的な問題は何か? 何がイシューなのかを定義する
     →真の問題を見つけ出すためのノートの使い方
  Step2 仮説は何か?
     →仮説を立てるためのノートの使い方
  Step3 仮説を検証する
     →仮説を検証するためのノートの使い方
  Step4 アウトプット(成果物)にまとめる
     →検証した仮説からアウトプットを作るためのノートの使い方

使われるノートは、「マッキンノート」、「方眼ノート」、
「ケンブリッジノート」の3種類です。

これらのノートを問題解決のステップに合わせ使い分けます。

ノートの使い方は記入例が図解されていますが、
それが本書のために用意されたものなので、
あまりリアルではありません。

一部でも大嶋さんが使っているノートをキャプチャして
載せて頂く方が、伝わるものがあったように思えます。

また、最後に「心を整えるノート術」や「振り返りノート術」なども
紹介されていますが、いろいろなノート術を掲載するよりも、
個人的には、問題解決の部分をもっと掘り下げて欲しかったですね。

この本から何を活かすか?

  思考整理に役立つノート一覧

本書の巻末には、一般販売されている6種類のノートが
写真入りで紹介されていました。

  ・ライフ「NOBLENOTE」A5/方眼
  ・キョクトウアソシエイツ「CAMBRIDGE」A変形/7mm罫
  ・ロディア「BLOCK RHODIA」メモパッド/方眼
  ・コクヨ「Campus ドット入り罫線」B5/7mm罫
  ・オキナ「Project Paper」A4/方眼
  ・学研ステイフル「コーネルメソッドノート」B5

以前にも書きましたが、私はコストパフォーマンスの点から、
最近では次のノートを愛用しています。

ナカバヤシ ロジカルノート B5サイズ
ナカバヤシ ロジカルノート A4サイズ

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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