活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ビジネスは30秒で話せ!

ビジネスは30秒で話せ!ビジネスは30秒で話せ!
(2015/01/16)
Kevin Carroll、Bob Elliott 他

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kindle版 ビジネスは30秒で話せ!

満足度★★★
付箋数:21

本書の邦題は『ビジネスは30秒で話せ!』となっていますが、
本文中では、「15秒で話す」ことが推奨されています。

15秒というと一般的なテレビコマーシャルの長さです。

その時間の中で、取引先や潜在顧客に伝えるメッセージを
明確にします。

伝えるポイントは次の2つ。

  1. 主要なポイントは何か
  2. なぜそれが聞き手にとって重要なのか

ちなみに、本書の15秒プロモーションは以下の通りです。

  「『Make Your Point!』(原書タイトル)は、いつでもどこでも
  ハッキリと簡潔に話せるようになる方法を教える本です。
  本書に書かれた方法を実行すれば、説得力を高めることができ、
  今までよりもさらに尊敬され、出世のスピードもより速く
  なるでしょう。」

出世のスピードというところが、いかにもアメリカ的ですが、
主要なポイントと読み手のメリットが、まとまっています。

メッセージに入れる聞き手のメリットを「WIIF」と言うそうです。

これは「What's in it for me ?」の略で、
「私に何のメリットがあるの?」という意味。

コミュニケーションの視点から見ると、
聞き手が最も知りたいことに当たります。

ニューヨーク市のブロンクス動物園に「暗闇の世界」という
夜行性動物が観察できる展示がありました。

この展示の入場者の列の横に当初、こんな注意書きがありました。

  「動物たちを怖がらせるので、展示の中で走ったり
  叫んだりしないで下さい」

シンプルでわかりやすいメッセージですが、残念ながら効果がなく
走り回ったり叫んだりする人が後を絶たなかったそうです。

それは、このメッセージには入場者にとっての
「WIIF」が入っていなかったからです。

このメッセージは、やがて次のような一文が加えられ、
効果を発揮しました。

  「動物たちを怖がらせるので、展示の中で走ったり
  叫んだりしないで下さい。

  動物たちは怖がると隠れてしまうので、
  みなさんは見ることができません。」

本書は米コミュニケーション・コンサルタントの
ケビン・キャロルさんとボブ・エリオットさんによる共著で、
ビジネスプレゼンの極意を解説します。

プレゼンは、「ダイヤモンド・モデル」という
構成パターンにまとめられています。

これは話が論理的になるよう「始め・中・終わり」の順に
構成し、話の中間部分を3つのサブトピックに分けて
色付けする工夫を、ダイヤモンド形の枠にまとめたもの。

図を見ないと、ダイヤモンド形をイメージしにくいかも
しれませんが、構成は以下のようになっています。

  <始め>
  1. 注意を引く
  2. メイントピック

  <中>
  3. サブトピックの紹介(1)(2)(3)
  4. サブトピック(1)
  5. サブトピック(2)
  6. サブトピック(3)
  7. サブトピックの要約(1)(2)(3)

  <終わり>
  8. 結論
  9. アクションプラン

この本から何を活かすか?

  プレゼンの質疑応答で、困った質問を受けた時の対処法

「言葉の橋」を使って危険を回避します。

これは質問者の要点を、別の言葉や表現で言い直し、
できるだけ自分が答えやすい方向へと持っていくテクニック。

  「それはかなり複雑な質問ですね。わかりやくまとめると
  (=言葉の橋)、つまりこういうことですね・・・・」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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