活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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仕事も人生も変わる「影響力のある」話し方

仕事も人生も変わる「影響力のある」話し方: あなたの「伝える力」を劇的に改善する! (単行本)仕事も人生も変わる「影響力のある」話し方: あなたの「伝える力」を劇的に改善する! (単行本)
(2014/08/22)
佐藤 昌弘

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満足度★★★
付箋数:22

佐藤昌弘さんは、「話し方」についての本を執筆するにあたり、
書店や図書館で入手可能な「話し方のノウハウ」について
書かれた本を、何十冊も取り寄せて読んだそうです。

その結果、どんな話し方の本にも語られていない、
とても重要な話し方のコツがあることを発見しました。

それは、「話を始める前のコツ」。

「話し方のノウハウ」そのものよりも、
「話し始める前の手続き」の方がはるかに大切なのに、
どんな話し方の本にも、そのことが書かれていなかったようです。

なぜ、話し方よりも、「話を始める前の手続き」の方が、
重要なのでしょうか?

それは、話を聞いてもらえなければ、どんなに素晴らしい
話し方のテクニックでも、すべて無駄になってしまうから。

だから、話し始める前に、相手に自分の話を聞いてもらうことへの
合意をとりつける必要があるのです。

では、本書で紹介されている、合意をとりつけていない例と、
とりつけている例の違いを見てみましょう。

  悪い例)

  部下 「部長、すみません。ちょっとお時間よろしいでしょうか?」

  部長 「ん? 今か? なんだね。まあ、いいが・・・・」

  部下 「はい。ありがとうございます。あの、実はですね・・・・」

こんな会話、いかにも日常的にありそうですし、
一見「お時間よろしいでしょうか?」と合意を
とりつけているようにも見えます。

しかし、本当の意味での合意をとりつけるとは、
「今からこんな話をしていくが、それを聞いてくれるかどうか」
を相手に確認し、それに対する了解、承諾を
とりつけることを言います。

この例では、相手に時間の有無だけを聞いていて、
話す目的や内容を伝えていませんから、
合意をとりつけているとは言えません。

では、その点を改善した例です。

  良い例)

  部下 「すみません、部長。今朝ほどお渡しした上申書の
     添付資料について、わかりにくい部分があるかも
     しれないと気にかかっています。そのことで5分ほど
     お時間をいただいて、事前にご説明したいのですが、
     今、もしくはのちほどお時間をいただけますか?」

  部長 「ん? あぁ、さっきのあれか。5分?
     じゃあすぐに聞こうか」

  部下 「はい。ありがとうございます。実はですね・・・・」

これから何の話を、なぜするかが伝わっているので、
スムーズに聞いてもらえる体勢ができていますね。

本書では、会話を進めるときの手順を5つのステップで解説します。

  1. 社会人としての挨拶をする
  2. 話す目的、内容について、相手の合意をとる
  3. 合意されたとおりに話の本題へ入る
  4. 今回の話のまとめと、次回の約束をする
  5. 社会人としてのお別れの挨拶をする

この5つのステップに従った話し方は、
社内報告でも、営業トークやプレゼン、交渉でも、
あらゆる場面で効果を発揮します。

先ほどの「事前に合意をとる」は2番めのステップで、
話すのが苦手な人は、このプロセスを改善するだけで、
会話がスムーズに進むようになるようです。

この本から何を活かすか?

  「抽象度」を変えて言い換えると、話しがわかりやすくなる

佐藤さんは、話がわかりやすいと言われることが
多いそうです。

その理由の1つは、「たとえば」、「言い換えると」、
「具体的に言うと」という言葉を多用して、
抽象度を変えた言い換えをしているから。

このテクニック、すぐに真似して使えそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 06:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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