活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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描きながら考える力

描きながら考える力 ~The Doodle Revolution~描きながら考える力 ~The Doodle Revolution~
(2015/01/16)
サニー・ブラウン Sunni Brown

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満足度★★★★
付箋数:24

原書のタイトルにもなっているDoodle(ドゥードル)とは、
いわゆるラクガキのこと。

これまで、ラクガキはネガティブなイメージで語られてきました。

時間をムダにしてるとか、無意味なものを描いていると
言われてきましたし、授業中にラクガキしていると、
気が散っていると教師から叱られてきました。

しかし、実際のラクガキには気が散るどころか、
まったく逆の効果があったのです。

  「ラクガキとは、心と体を使って思考の助けとなる
  目印を好きなように描くこと」

本書でラクガキのメリットを語るのは、
ドゥードル博士こと、サニー・ブラウンさん。

  「初めに、次のことを約束したい。この本は、あなたの生活、
  仕事の両方にきわめて重要だということを。(中略)
  これを読めば、できることの幅がぐっと広がる。無知に対する
  武器として、複雑な問題に対処するツールとして、
  洞察を深める瞑想として、発見を求めるゲームとして・・・・
  そうした可能性がすべて、誰にとっても身近なドゥードル
  (ラクガキ)に秘められている。」

ブラウンさんが2011年にTEDで行った講演の映像、
「Doodlers, unite!(落書きする人、集まれ!)」
は100万ビューを突破するほど評判となりました。

ラクガキには思考を整理し、クリエイティブに考える
助けになるのです。

本書では、ラクガキを使ったビジュアル・リテラシーの効果を啓蒙し、
具体的に描きながら考える方法を解説します。

  第1章 ラクガキとは考えること
  第2章 ドゥードルの画期的効果
  第3章 ドゥードル大学
  第4章 インフォドゥードル大学
  第5章 インフォドゥードルの活用
  第6章 ビジュアル・リテラシーの向上をめざして

本書は、いわゆるビジュアルシンキングを説いていますが、
「私は、絵なんて描けない・・・」という人も多いはず。

しかし、ブラウンさんは「絵が描けないなんて嘘、
実にくだらない言い草」と言い切ります。

本書では、ドゥードルの基本的な技術をマスターするために、
棒人間やシンプルな風景やモノの描き方、
ワードピクチャーや顔の描き方などもレクチャーします。

本書の中には「描いてみよう」というスペースも
設けられていましたが、私は直接描き込むのは気が引けました。

個人的には、ちょっと棒人間を描く練習をしただけで、
色々なパターンのラクガキができるようになった気がします。

本書の後半で登場する「インフォドゥードル」とは、
文章や音声で述べられた内容を、言葉、形、イメージを
組み合わせて表現することを指します。

最終的には、グループでインフォドゥードルを使って、
ブレインストーミングや問題解決を行う方法を解説。

複数のメンバーがイメージを共有するには、
ビジュアルシンキングは有効ですから、
本書のノウハウをブレストなどで使ってみたいものです。

この本から何を活かすか?

こちらがブラウンさんのTED講演「落書きする人、集まれ!」の映像です。



Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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