活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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手放す! 技術

[仕事が速くなる][ラクになる][結果が出る] 手放す! 技術[仕事が速くなる][ラクになる][結果が出る] 手放す! 技術
(2015/01/16)
山本憲明

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満足度★★★
付箋数:20

  「 “集める人生” と “手放す人生” があるとするならば、
  あなたはどちらを選びますか?

  いきなりの問いに、戸惑った人もいるかもしれません。
  ただ、こらからの時代、これまでずっと “集める人生” を
  送ってきた人も、 “手放す人生” にシフトチェンジしていく
  必要が出てくると思うのです。」

本書は、「手放す技術」を学び、仕事も人生も充実させる本です。

どこの会社でも、仕事を抱え込んで、毎日残業し、
休日出勤も惜しまず仕事をしている人がいます。

本人は身を粉にして働いているので、
充実感は高いのかもしれませんが、
実は会社全体で見ると、仕事が属人化していたり、
仕事の流れを止めていることがあります。

手放すことができず、何でもかんでも自分でやろうとする人は、
結局は人を使えない人になってしまい、
係長のポジションで止まってしまうことが多いのです。

著者の山本憲明さんは、かつては上場企業に勤める
サラリーマンでした。

そこで営業・エンジニア・経理などを担当し、
働きながら税理士試験に取り組み、短期間で合格しました。

その時に勉強時間を確保するために選んだのが、
「仕事を手放す」ことでした。

はじめは自分の時間を作るために、ムダな仕事をやめて、
仕事を手放していったそうですが、そうすることで仕事が速くなり、
社内の評価も上がり、職階級も上がっていったそうです。

  第1章 できる人は「他人にふる」のがうまい
  第2章 できる人は「時間」を味方につけている
  第3章 できる人は「身の回り」が軽い
  第4章 できる人は「自分の使い方」を知っている
  第5章 できる人は「思い込み」にとらわれない

今の時代、仕事には常にスピードが求められます。

時間をかけて100%の完成度で仕事を仕上げるより、
70%の完成度でもスピードを優先することもあります。

ですから、依頼された仕事はすぐにやるべきと、
思い込んでいる人も多いでしょう。

しかし、山本さんは「卓球仕事」をしている人は、
一度立ち止まって考えてみるべきと、アドバイスします。

卓球仕事とは、相手が打ってきた球をすぐ打ち返すように、
頼まれた仕事を次から次へとこなしていく仕事のやり方。

頼まれた仕事をすぐにやって球を返すと、すぐにまた次の球が
返ってきて、早く返せば返すほど、また次の球が返ってくる。

これを続けていると、抜本的に見直した仕事はできず、
いつまでたっても同じ状況から抜け出せません。

スピードは大事ですが、その前に、そもそも本当にその仕事は
やる必要があるのか、今まで通りの方法でやるのがベストなのか、
自分がやることが会社全体のメリットになるのかを、
一度考えてから取り組むべきなのです。

毎日目の前の仕事をこなしていると、知らず知らずのうちに、
ムダな仕事をするようになっているものです。

  「仕事は、放っておいたら、あなたがこなせる
  最大限の量まで膨張してしまいます。」

こんな状態になっている人は、本書の「手放す技術」を
参考にしてみるといいと思います。

この本から何を活かすか?

  「1つ1つの仕事を丁寧に、その仕事をしている時はその仕事だけに
  集中して、仕事をこなしていく方がいいと私は思います。」

山本さんは、複数の仕事を並行するマルチタスクよりも、
1つずつこなすシングルタスクの仕事の仕方を推奨しています。

それは、複数の仕事を並行すると、仕事を切り替えた時の
「初動負荷」が毎回かかってしまうから。

普通はシングルタスクにすること自体が難しいことですが、
だからこそ意識して環境をつくる必要があるのでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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