活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2015年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年03月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

エッセンシャル思考

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にするエッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
(2014/11/19)
グレッグ・マキューン

商品詳細を見る

kindle版 エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

満足度★★★
付箋数:21

本書で、著者のグレッグ・マキューンさんが提唱する
「エッセンシャル思考」とは、「より少なく、しかしより良く」
を追求する生き方です。

これと対比して、そうでない生き方を「非エッセンシャル思考」
と呼んでいます。

どちらの思考も、やることの総量は変わりませんが、
エッセンシャル思考では、たくさんの瑣末なものごとの中から、
少数の本質的なことだけを選びとります。

その結果、自分の力を最大限成果につなげるのです。

非エッセンシャル思考では、「やらなくては」と考えますが、
エッセンシャル思考では、「これをやろう」と決めます。

非エッセンシャル思考では、「どれも大事」と考えますが、
エッセンシャル思考では、「大事なものはめったにない」と
考えます。

非エッセンシャル思考では、「全部をこなす」方法を考えますが、
エッセンシャル思考では、全部できたとしても
「何を捨てるかを考えて」、あえて全部をやりません。

本当に重要なことを見定め、大事なこと以外は断ります。

また、やることを計画的に減らすために、
あらかじめ障害は取り除いておきます。

世の中の大半は重要ではないノイズです。

その中から、何が重要かを正しく見極めて、
時間とエネルギーの使い道を自ら選択します。

何かを選ぶことは、常に何かを捨てることです。

このトレードオフの関係があることを無視せずに、
戦略的に選択することが、エッセンシャル思考には
必要なのです。

本書では、エッセンシャル思考を身につけるための
3つの技術について解説します。

1つ目は「見極める技術」です。

本当に大切なことを見極めるためには、手当たり次第やらずに、
一度より多くの選択肢を検討します。

そのためには、じっくりと考える余裕を持ち、
情報を集める時間を確保し、遊び心と十分な睡眠、
そして何を選ぶかという厳密な基準を決めて選択します。

2つ目は「捨てる技術」。

ここでは目的を明確にして、それ以外のチャンスが
転がり込んできても、キッパリと断ります。

大切なことを見極めているからこそ、断ることができるのですが、
ただし「上手にノー」と言う必要があります。

仕事や人生の決定打となるブレイクスルーは、
不要なものを切り捨てるところから始まるようです。

3つ目は「しくみ化の技術」。

何かをやりとげるには、力技で乗り切るアプローチと、
なるべく努力と根性がいらないように、自動的にうまくいく
しくみをつくるアプローチがあります。

エッセンシャル思考では、一旦やると決めたら、
それが無意識に実行できるようなしくみを
日々の行動に組み込んで行きます。

エッセンシャル思考を身につけるまでは、
それなりの時間がかかりますが、
一度身につけてしまえばその効果は一生もの。

そして、自分で選んだ本当に大切なことに
最大限の時間とエネルギーを注いでいるので、
後悔のない人生を送ることができるようです。

この本から何を活かすか?

エッセンシャル思考は個人にとってだけでなく、
チームや会社の運営にも活かせるようです。

と言うより、むしろ多数の人の考えや思惑が入り乱れる
組織にこそ必要な考えだと思います。

運と勢いだけで一時的に成功する企業と違って、
長期間に渡って成功する企業は戦略を持っています。

戦略とは、選択と集中のことですから、
エッセンシャル思考と同じことだと言えますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:32 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

| PAGE-SELECT |