活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術

リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術
(2014/12/23)
小倉 広

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kindle版 リクルートで学んだリーダーになるための77の仕事術

満足度★★★
付箋数:22

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』が
12万分を超えるベストセラーになった、
組織人事コンサルタントの小倉広さん。

本書は、2008年4月に刊行された小倉さんの処女作、
上司は部下より先にパンツを脱げ!』を修正・改題したものです。

今では、30冊以上ある小倉さんの著書の中で、
「この本が1番好き」と言われることが多いそうです。

ビジネス書作家の場合、執筆を重ねるに連れ、
書く技術は向上していきますが、やはり最初の作品が
最も思い入れが強く、ノウハウも詰め込まれているものです。

例えば、私は長期間に渡り様々なテーマを執筆している
あの大前研一さんの場合でも、いまだに1作目の
企業参謀』が最も好きな本です。

さて、本書の元になった本は刊行されて5年以上経ちますが、
読者からの強い要望があって再販することになりました。

  「改定をすべく改めて本書を読み直してみると、様々な思いが
  胸に去来しました。 “うん、うん。その通り!” と今でも強く
  確信できること。しかし、一方で “あぁ、当時はこう考えていたのか。
  今ならば違う考え方をするな” という部分もありました。
  前者はそのまま残すことにしました。
  そして、後者は手を入れることにしました。
  今の私でも同意できるように文章を修正し、それでも同意が
  難しい文章は思い切ってばっさりと削除させていただいたのです。
  自分自身で納得できないものは、たとえ当時刊行されていたもの
  だとしても世に出すことはえきない。そう思ったからです。」

本書は初めて書いた時の情熱をのこしつつ、
更に経験を積んだ5年後の小倉さんによって推敲された本です。

  第1章 リクルートで学んだ新入社員の仕事術19
  第2章 リクルートで学んだ中堅社員の仕事術15
  第3章 リクルートで学んだ専門プロの仕事術15
  第4章 ベンチャー企業で学んだ管理職の仕事術16
  第5章 自社経営で確立した社長の仕事術12

本書は小倉さんのビジネスのキャリアに合わせ、
5つのステージで仕事術が紹介されています。

全ての仕事術は、

  小倉さんの体験談 → 仕事術として抽象化 → 用語解説

という流れで書かれています。

小倉さんのビジネス体験を教訓化して終わるのではなく、
一般化されたビジネス理論でも裏付けしていますから、
非常に納得感の高い内容になっています。

個人的に興味深かったのは、小倉さんの表層に惑わされず、
核心に切り込む姿勢です。

小倉さんは組織人事コンサルタントとして、顧問先の社長から、
「初めて採用した大切な新卒社員を1人も辞めさせたくないから、
彼らに何かいい研修をしてあげてください。」
という依頼を受けたそうです。

普通なら、初めて社会人になった心構えなどを説く、
「新卒向けの研修」を打つことでしょう。

しかし、小倉さんが行ったのは、新卒を迎え入れる側の
上司に向けた「部下育成研修」でした。

新卒社員よりも、育てる側の上司や先輩の心構えをつくることを
優先して研修を行ったのです。

これはオーダーのあった言葉にそのまま従うのではなく、
本当のニーズを解きほぐしたからこそ、出てきた考えです。

この本から何を活かすか?

デキる人とデキない人一番の違いは何か?

小倉さんは、この違いを1つだけ挙げるなら、
間髪をいれず「主体性」と答えるそうです。

どんな仕事上の課題でも「他人ごと」と考えず
「自分ごと」と考える主体性があれば、
その他の能力は後からついてくるもだから。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 05:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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