活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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年末年始の休載について

これで、2014年の更新は最後となります。

今年も、沢山の方にお読みいただきまして、
ありがとうございました。

年明けは、1月5日からの再開を予定しています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、みなさま、よい年をお迎えください。

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残酷な20年後の世界を見据えて働くということ

残酷な20年後の世界を見据えて働くということ残酷な20年後の世界を見据えて働くということ
(2014/11/22)
岩崎 日出俊

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満足度★★★
付箋数:24

  「私はずっと “キャッシュフローを予測する” ということを
  仕事としてきた。(中略)
   “10年後、20年後のキャッシュフローを引く” こうしたことを
  過去40年近くやってきた金融アナリストの立場から、
   “これから先” の世界を見通してみたのが本書だ。
  そこで見えてくる世界は今の若い人たちにとって、ある意味、
  残酷なものだ。だからこその残酷な海を泳ぎ切るには
   “浮輪” や “いかだ” あるいは “帆船” といった装備や武器が
  必要だと思う。」

本書の著者、岩崎日出俊さんは、日本興業銀行を経て、
J.P.モルガン、メリルリンチ、リーマン・ブラザーズなどの
投資銀行でマネージング・ディレクターとして働き、
現在は経営コンサルタント会社を起業・経営している方です。

キャッシュフローの面から企業の将来を予測し、
長年、投資判断をしてきました。

本書では、そんな岩崎さんの未来予測と、
その未来に対して、今どのような準備をすべきで、
今後、どう判断を下すべきかのヒントが示されています。

  「今後20年間で世界の人口は15億人も増加する。
  それは中国一国が新たに地球上に出現するに等しい。
  一方で、日本を襲う恐怖は人口減少。それは現在の東京都が
  全部消滅してしまうに等しいものである。」

こういった20年後の人口予測は、特に目新しい物ではありません。

しかし、違いが出てくるのは「空、雨、傘」のフレームワーク
で言うと、「傘」の部分でしょうか。

現在の出生率というファクトを見るのが「空」です。

その出生率から20年後の人口や社会環境を予測するのが、
インサイトの部分となる「雨」。

そして、その予測される未来に対して、今からどんな
アクションを起こすかが「傘」になります。

ここのアクションの部分に、金融畑で豊富な経験を持つ
岩崎さんの洞察が示されています。

  第1章 今から20年後の世界人口は87億人。
      一方でシビアな状況を迎える日本
  第2章 勃興する成長産業に目をつけろ
  第3章 パイ(売上高と営業利益)が大きくなる企業の見抜き方
  第4章 なくなる職種、絶対なくならない職種、
      新たに求められる職種
  第5章 狩猟的職業選択のススメ、定住的職業選択のリスク
  第6章 バイリンガル的な語学力は必須
      そのうえで差がつくスキルとは
  第7章 未来情報を織り込むマーケットと向き合い、
      胆力と察知力を身につける方法
  第8章 年収1000万円超になっても、
      「激務」だけが残る働き方を目指すべきではない
  第9章 「働きがい」を因数分解しながら、さらなる成長を目指せ
  第10章 苛烈な資本主義(レッド・オーシャン)に
       取り込まれない働き方が起業であるとの逆説

本書は20年先を見越していますから、メインターゲットとなる
読者は、これから就職する学生や、若手のビジネスパーソンです。

しかし、40代以降のビジネスパーソンにとっても、
自分たちが創る未来ですから、決して他人ごとではありません。

本書は、20年後に引退しているかもしれないビジネスパーソンにも、
残されたキャリアの中で、何をすることがベストなのかを
考えさせられます。

この本から何を活かすか?

あのウォーレン・バフェットさんも師の一人と仰ぐ
フィッシャーの「超」成長株投資』で知られる、
稀代の株式投資家、フィリップ・フィッシャーさん。

フィッシャーさんで有名なのが、企業の成長性を見つけるための
「フィッシャーの15原則」です。

実は岩崎さんが興銀に勤めていたときに使っていた、
貸出先の企業を審査する「審査報告書」の構成が、
「フィッシャーの15原則」と非常に似ていたそうです。

この15原則でチェックすれば、現在あなたの勤めている企業や、
これから勤めようとしている企業の将来性が見えてくる。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 07:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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