活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術
(2014/11/27)
印南 敦史

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kindle版 プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術 (中経出版)

満足度★★★
付箋数:21

本書は「ライフハッカー[日本版]」でビジネス書を中心とした
書評を書き続ける印南敦史による、「伝わる」文章の書き方を
解説する本。

印南さんは、2012年8月からライフハッカーで連載を開始し、
土日祝を除く月~金まで、毎日1冊の「書評」を書いています。

これまで700冊以上の本を読んで、論評してきたことになります。

ちなみに、当ブログでは、だいたい印南さんと同じくらいの
ペースで記事を更新していますが、年数が長いので、
これまで紹介した本は2000冊以上。

ただし、数では印南さんを上回っていますが、
あくまで当ブログは自分に活かそうと思って読んだ本を、
単に「紹介」しているだけであり、評してしてはいません。

つまり、「書評」ブログではありません。

「書評」するとなると、その本の主張に対して
独自の見解を示し、考えを抽象化・一般化し、
他の主張と比較したりするなどの作業も必要となります。

その「書評」を毎日やっているのはスゴイことで、
私も毎日「紹介」ブログを書いているからこそ、
その2者の間にある歴然とした差を実感するわけです。

さて、前置きが長くなりましたが、本書から学ぶべきは
「伝わる」文章を書くコツでした。

  「“ ライフハッカー” で書くために意識したのは
   “どんな人が読んでいるだろう?” ということでした。
  そして、それは現在も毎日考え続けています。
  なぜって?
  そこのピントがずれていたら、届くはずのものが
  届かなくなってしまうから。」

「誰が読むのか」、「誰に読んで欲しいのか」を
はっきりと意識するために、特に「性別・年齢・立場」の3点を
考えると良いようです。

ペルソナマーケティングのように、読者をより具体的に
想像するからこそ、どんな文章が読者から求められているかが
わかるのです。

もちろん、本書も「伝えるために」しっかりと読者層が
設定されています。

  「ターゲットは、書くことに専門的に携わっている人では
  ありません。好むと好まざるとにかかわらず、日常業務のなかで
   “書かざるを得ない” 状況に置かれていいる人たちです。」

そして、伝わりやす文章を書く際の最大のポイントとして
挙げられていたのが「簡潔さ」です。

そのために必要なのが「平易な表現」と「わかりやすさ」の2点。

もっとライフハック的なノウハウが書かれているかと
想像していましたが、いたって当たり前のことでした。

しかし、当たり前だからこそ、奥が深く簡単ではないと
印南さんは語っています。

本書では、簡潔でない文章と簡潔な文章の実例で比較して、
実際にどう書くべきか、文章のどの部分をを削ぐべきかが、
解説されています。

また、巻末にはライフハッカー編集長の米田智彦さんと
印南さんの、「ライティングで大切なこと」をテーマにした
スペシャル対談も掲載されています。

ここでは、整理された本文とはまた違った角度で、
「伝える文章を書くための心意気」がわかります。

この本から何を活かすか?

  「てにをは」を意識する

印南さんは、日常的に書いている文章で「助詞」の使い方を
変えることで、文章の雰囲気を変えているそうです。

その時に愛用しているのが『てにをは辞典』。

助詞を調べる目的はもちろん、現近代の250名以上の
作家の文章から結合語を集めているので、
パラパラと読むだけでも楽しめる本のようです。

3800円+税と、ちょっと高価ですが、欲しくなりますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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