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仕事の悩みを自信に変えるドラッカーの言葉

仕事の悩みを自信に変えるドラッカーの言葉仕事の悩みを自信に変えるドラッカーの言葉
(2014/11/11)
尾崎 健一

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kindle版 仕事の悩みを自信に変えるドラッカーの言葉(日経BP Next ICT選書)

満足度★★★
付箋数:20

あなたの職場の上司や部下は、次に挙げる項目の
それぞれどちらのタイプに当てはまりますか?

  1. 読む人間か、聞く人間か
  2. 人と組むのがいいか、一人がいいか
  3. 緊張感がある方がいいか、安心する方がいいか
  4. 意思決定者か補佐役か

「仕事の仕方」は人によって「違い」ます。

この「違い」があることを認識せず、誰もが自分と同じ
仕事の仕方をしていると思い込んでいると、
必要以上にストレスを感じてしまうことがあります。

ピーター・ドラッカーさんは、『プロフェッショナルの条件
の中で次のように述べています。

  「驚くほど多くの人たちが、仕事にはいろいろな仕方が
  あることを知らない」

まず、仕事の仕方は人によって異なるという前提に立ち、
上司や部下が、先の4つのリストのどちらに当てはまるかを
見極めてください。

このリストを作る過程で、マネジメントの質が上がるそうです。

  「仕事上の個性は、仕事に就くはるか前に形成されている。
  (中略)修正できても変更はできない。ちょうど強みを
  発揮できる仕事で成果をあげるように、人は得意なやり方で
  仕事の成果をあげる」

これは、『明日を支配するもの』の中で述べられている
ピーター・ドラッカーさんの言葉。

私たちが多様な「仕事の仕方」があることを知るだけで、
「職場のメンタルヘルス」は向上するようです。

本書は、一風変わったドラッカー本。
よくあるマネジメントや経営についての本ではありません。

ドラッカーさんの名言をキーワードに、働く人と組織の
メンタルヘルス維持向上について考察した本です。

著者は臨床心理士で、企業のメンタルヘルス向上の仕組み作りや
人事労務問題対応のコンサルティングを行う尾崎健一さん。

尾崎さんが「日経情報ストラテジー」の2013年1月号から
2014年9月号まで連載した記事を基に加筆修正したものです。

尾崎さんは、メンタルヘルスの専門家ですが、
ドラッカーさんの専門家ではありません。

連載当初の尾崎さんは、「にわか」ドラッカリアンだったとか。

日経BP社から、ドラッカーさんとメンタルヘルスに関する
連載記事の依頼を受け、改めてドラッカーさんの本を
読み返してみると、思った以上にドラッカーさんの発想は
メンタルヘルス向上に適用できる部分が多かったそうです。

本書は大きく3つのパートに分かれています。

  「パート1では、働く人が世代や経験に応じて抱く様々な
  葛藤について、ドラッカーから示唆を得られる話題を取り上げる。
  パート2では、ストレスの多い管理職に助けとなる考え方を
  考察する。パート3では、経営者や人事担当が組織を望ましい方向へ
  導くために必要な心構えと実践を解説する。」

本書は基本的にドラッカーさんの言葉や発想と関連付けて
書かれていますが、『嫌われる勇気』がベストセラーになったことで、
最近流行りになった「アドラー心理学」とメンタルヘルスに
ついても一部取り上げています。

この本から何を活かすか?

職場のストレスの原因No.1として挙げられるのは「人間関係」。

その人間関係に大きく影響するのがコミュニケーションの
取り方です。

そこで本書ではドラッカーさんの挙げる
「コミュニケーションの四則」を振り返っています。

  1. コミュニケーションは情報ではない
  2. コミュニケーションは知覚である
  3. コミュニケーションは期待である
  4. コミュニケーションは要求である

本書では、この四則を踏まえ、実際に職場でどのように
声をかけるべきかの具体例も示されています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 組織・社内教育・コーチング | 06:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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