活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?

なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」
(2014/10/31)
久世 浩司

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満足度★★★
付箋数:21

あなたは、ハードに働くことに価値を置く、
ハードワーカーですか?

ここで言う「ハードワーク」とは、健康を犠牲にして
朝から深夜まで長時間働く「ロングワーク」ではありません。

働く時間はそれほど長くなくとも、脳をフルに使って
集中的に働く頭脳労働を指します。

本書は、「ハードに仕事をしながらも、心が折れることなく、
仕事を通した幸せを求める人たち」に向けて書かれた本。

なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?

これは本書のタイトルでもありますが、
その答えは「レジリエンス」が鍛えられているからと、
著者の久世浩司さんは言います。

レジリエンスについて、私は久世さんの前著、
「レジリエンス」の鍛え方』で初めて知りました。

レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに、
適応する精神力と心理的プロセス。

これは、物事を何でも前向きにとらえるポジティブシンキング
とは異なります。

高いレジリエンスを持っていると、心が折れそうになるほどの
逆境から、立ち直ることができます。

このブログで、久世さんの前著を紹介したときは、
レジリエンスという言葉は、世間でも聞いたことがない
という人がほとんでした。

しかし、2014年4月17日にNHKテレビ「クローズアップ現代」で
折れない心の育て方 ~レジリエンスを知っていますか?~
が放送されてから、にわかに注目されるようになりました。

本書では、ハードワークをしても折れない心にするために、
レジリエンスを鍛える方法を3つのステージ、
7つの技術を紹介します。

  ステージ1 精神的な落ち込みを「底打ち」する
   第1の技術 ネガティブ感情の悪循環から脱出する
   第2の技術 役に立たない「思い込み」を手なずける

  ステージ2 スムーズな「立ち直り」を図る
   第3の技術 「やればできる」と信じる自己効力感を身につける
   第4の技術 自分を特徴づける「強み」を活用する
   第5の技術 心の支えとなる「サポーター」をもつ
   第6の技術 感謝のポジティブ感情を豊かにする

  ステージ3 感情にラベリングする
   第7の技術 痛い体験から意味を学ぶ

レジリエンスを鍛える骨格となる部分は、前著と共通です。

本書ではハードワークを目指す人向けですから、
実在するハードワーカーたちの事例が多く紹介されていました。

本書で個人的に参考にしたいと思ったのは、
ときどき時間を確保して過去の体験を棚卸しする
習慣を持つことです。

私はどちらかと言うと心が折れない方ですが、
逆境体験を振り返って内省する時間は
ほとんど持っていませんでした。

内省することで教訓化され、成長できるようです。

また、ときおり立ち止まって「自分はこれからも今いる
場にい続けるべきべきだろうか」と「場」の選択も
自分に問いかけてみた方がいいようですね。

この本から何を活かすか?

  ・仕事で思い通りにいかないと、やる気をなくし辞めると言う
  ・難しい問題があると、途中で諦めてしまう
  ・新しい課題になかなか挑戦しようとしない

もしあなたの職場の新人にこのような傾向が見られれば、
「自己効力感」が下がっているのかもしれません。

自己効力感とは、セルフ・エフィカシーとも呼ばれる
自己の能力への確信と信頼。

新卒でも中途採用者でも、入社100日以内に仕事に対する
「自己効力感」をいかに高めるかが、
逆境に負けない人材を育てるためのポイントです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 自己啓発・セルフマネジメント | 06:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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