活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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これからのエリートだけが知っている仕事の強みの磨き方

これからのエリートだけが知っている仕事の強みの磨き方これからのエリートだけが知っている仕事の強みの磨き方
(2014/10/15)
吉沢 康弘

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満足度★★★★
付箋数:23

2001年に刊行された、マーカス・バッキンガムさんの
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』というベストセラーが
ありました。

この本は、ビジネスを成功に導くため、34に分類された資質から、
自分の強みを見つけるというものでした。

では、仕事がデキる人たちは、どのように自分の強みを磨き、
実際にはどんな仕事振りなのでしょうか?

それが、日本人の例でわかれば参考になります。

本書は、ライフネット生命の立ち上げに参加したエリートたちが、
どのように自らの強みを活かして、困難なプロジェクトを
成功させたかを振り返り、そこから学ぶことをまとめています。

まさに、バッキンガムさんの本の実践版。

著者の吉沢康弘さんはP&Gを経てライフネット生命に参画しました。

他に本書で紹介されるエリートの方々は、Yahoo!ジャパン、
A・T・カーニー、スターバックスコーヒージャパン、
モルガン・スタンレー証券、マッキンゼー・アンド・カンパニー、
ボストン・コンサルティング・グループの出身者です。

吉沢さんは、共にライフネット生命を立ち上げた同志の
仕事振りをつぶさに観察し、次の3つのスタンスで紹介します。

  1. 各人の習慣的行動をベースとした分析
   習慣的に発揮される行動こそ、その人の強みとして、
   いつも発揮される能力を厳選し、事例とともに紹介します。

  2. 成果への貢献にフォーカス
   最終的にプロジェクト全体に、どのように貢献したかを軸に
   紹介することで、こらから自分が磨こうとする強みの将来像を
   イメージします。

  3. 「善きチーム・善き働き方」として参考になる点を抽出
   チームとして、人と人とのつながりを重視して働くことが、
   個人としても、全体としても幸福につながるという考えから、
   善き人・善き仲間として働き方を紹介します。

立ち上げの時点から、能力が高く、一緒に働きたいという人だけを
仲間にしていることはありますが、仲間を信頼し、
互いの能力を認め合っていることがよくわかります。

ともすると、エリートが自分や仲間の凄い点を紹介することは、
エリート意識が鼻についたり、自画自賛気味になったりしますが、
本書からは、そのような印象は受けませんでした。

本書では、各自の事例を紹介した後、未来のキャリアを作るために、
3つのステップと9つのポイントにまとめています。

  ステップ1. 目の前の仕事に集中する
   ポイント1 : キャリアチェンジを目的とした勉強は行わない
   ポイント2 : 「プライベート」を長期的テーマと位置付けて
         粘り強く取り組む
   ポイント3 : 「締め切り効果」を利用して120%の能力発揮を
         強制する
  ステップ2. 変化の機会に従う
   ポイント4 : 世界旅行と読書によって自分の役割を
         馬鹿正直に探求し続ける
   ポイント5 : 前例でなく仮説で決断することを習慣化する
   ポイント6 : 家族やパートナーへ変化に備えた地ならしを
         行い続ける
  ステップ3. 新たな環境を活かす
   ポイント7 : 自分がさる環境に対して最大限の配慮をする
   ポイント8 : 他の変化要素は最小限に抑える
   ポイント9 : 新たな環境での仮説に拘らない

この本から何を活かすか?

先ほどのステップ2のポイント4で「世界旅行」と「読書」が
ススメられていますが、ライフネット生命会長の出口治明さんは、
かつて次のような本を執筆していました。


出口さんの考え方や、ポリシーが浸透しているのことが
良く分かりますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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