活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2014年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100

成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100
(2014/09/05)
成毛 眞

商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:18

  「投資指南書や就活会社案内を書いたつもりはない。
  もちろん、そのように活用していただくことはやぶさかでない
  のだが、著者としては、この本を読んでこれから起こる変化を
  体感して欲しいのである。もし、その変化を詳細に解説する本を
  池上彰さんが書かれたら、是非とも読んでみたいと思っている。
  ただ、本書のように企業事例を体感することで、
  むしろ全体像を感覚的につかまえてもらう必要もあるだろう。
  本書も版を重ねて改訂し、変化したいものである。」

本書は成毛眞さんが、最低でもこの先10年間は成長しそうな企業を
100社選んで紹介した本です。

成毛さんと言えば、元マイクロソフト日本法人社長だった肩書や、
書評サイトHONZの設立で知られていて、
独自の視点や歯に衣着せぬ発言でファンも多い方です。

しかし、現在の本職(?)は投資コンサルティング会社
「インスパイア」の取締役ファインダーです。

何年か前に、ミドリムシの大量生産に世界で初めて成功した
ユーグレナを発掘し、出資して話題を呼びました。

また、最近では日本初のイスラム法(シャリア)に沿って投資する
ファンドを設立しました。

ですから、成毛さんにとって、これから成長する企業を
紹介することは本職から得た情報を公開するようなものです。

成毛さんが100社を選ぶときに重要視しているのが、
「時代の変化に適応できる」かどうかという点です。

この変化とは、人口動態のような必然的にゆっくり起こる変化と、
東京五輪開催のように人為的に急激に起こる変化があります。

成毛さんは、この時代の変化に適応できる企業であることを前提に、
6つの視点から100社を選んでいます。

  第1章 東京五輪開催に向けて伸びる企業(25社)
  第2章 新たな製造拠点に積極投資する企業(25社)
  第3章 何世代も続いてきた超長寿企業(12社)
  第4章 グローバルニッチトップ企業(18社)
  第5章 地方の“ミニ東京”を形成する企業(10社)
  第6章 成毛眞が注目する前途洋々企業(10社)
  対談 トップヘッドハンターに聞く 10年後に生き残る企業と
      “投資したい” と思わせる人物像

選ばれている企業は有名企業から、聞いたこともない企業まで
ありますが、紹介内容は1企業1ページで、
文章量では平均13行程度の意外とあっさりとしたものです。

企業情報は所在地とホームページURL、そしてあまり意味のない
★印が申し訳程度に掲載されています。

正直、企業の紹介文はそれほど長くないため、
成毛さん的なユニークさは、あまり感じられませんでした。

しかし、各章の冒頭にある視点の解説や対談での発言は、
成毛ワールド全開ですから、読んでも面白いですし、
企業の見方として非常に参考になります。

私は、こちらをメインにコラム感覚で読みました。

この本から何を活かすか?

第1章から第5章までで紹介されている90社は、
選ばれる根拠がしっかりしている反面、
一般の投資本で紹介されている企業も多いでしょう。

読者が期待しているのは、成毛さんの「直感」で選んだ
10社だと思います。

以下にその10社を紹介します。

  ・有限会社柳井通商
  ・浜松ホトニクス株式会社
  ・日本貨物鉄道株式会社
  ・天野実業株式会社
  ・株式会社タミヤ
  ・バルミューダ株式会社
  ・株式会社マスターマインド
  ・株式会社ヤクルト本社
  ・株式会社マキオ
  ・スルガ銀行株式会社

私は、本文でも紹介されていたバルミューダ株式会社の
省エネ 扇風機Wi-Fi 加湿器が欲しくなりました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 投資 | 06:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |