活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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プレゼンは資料作りで決まる!

プレゼンは資料作りで決まる! 意思決定を引き寄せる6つのステッププレゼンは資料作りで決まる! 意思決定を引き寄せる6つのステップ
(2014/07/31)
天野 暢子

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満足度★★★
付箋数:17

プレゼンの資料づくりの本は、数多く出版されています。

よく見かけるのは、外資系コンサルタント会社に
勤務した方が書いたプレゼン本。

本書が伝えるのは、そんなフレームワークを多用した
資料のつくり方ではありません。

また、感動を与えるスライドのつくり方でもありません。

本書の目的は、とてもシンプルです。
それは、「通る」資料をつくる事。

相手の意思決定を引き出せなければ、いくらキレイに整った
資料でも意味がありません。

本書は、少々泥臭くても、「通す」ための資料づくりを目指します。

それでは、なぜ、著者の天野暢子さんは、
「通る資料」のつくり方を知っているのでしょうか?

それは、「プレゼンをする側」と「プレゼンを受ける側」の
両方を経験してきたからです。

天野さんは、約30年間マスコミ業界で仕事をしてきました。

広告会社、広告主、マスメディア、それぞれで勤務したことで、
自分がプレゼンする側だけでなく、選んで意思決定する側の
経験も多く積んでいるのです。

決定権者にとって大切なのは、見た瞬間に意思決定ができること。

この提案に、どんなメリットがあるのか?
この提案には、いくらお金がかかるのか?
この提案には、いつまでに、どんな返事をすればいいのか?

これらが5秒でわかる資料づくりを行います。

本書では、通る資料づくりの決め手を、その5つの頭文字を取って
「GHOUS(ガウス)」と呼んでいます。

  G : Goal(目的意識)
   この資料によって「何が」「どうなる」のかを常に意識する

  H : Hospitality(気くばり)
   相手にとってうれしい、心地よいもので意思決定を促す

  O : Originality(自分らしさ)
   あなたらしさを伝えて選ばれやすくする

  U : Usability(使いやすさ)
   相手の使いやすさを徹底する

  S : Simple(シンプル)
   相手を説得ではなく直感で納得させる

本書では、このGHOUSをが盛り込まれた資料づくりの方法を
丁寧に6ステップで解説します。

また、一見、何の変哲もない資料に見えても、
けっこう細かいところまで配慮したつくり込みを
行っているのが本書の特徴です。

例えば、スライド用の資料と配布用の資料。

同じ内容を資料を使うにしても、スライド用をそのまま
印刷して渡しません。

配布用は綴じしろを考慮して、少しだけコンテンツを
右寄せしてから印刷します。

また、意思決定者が再利用できるように考えて
資料をつくっておく。

紙の資料を渡した後、「データでもらえますか」と
聞かれる場合があります。

プレゼンを受ける側でも、その資料を使って、
更に上に報告することもあるのです。

そんな時に、相手が加工しやすいスタイルにしておくために、
単純なことですが、全角・半角の使い分けを徹底する。

こういった点まで配慮して、本書は書かれています。

この本から何を活かすか?

マイクロソフトが配布している無料のクリップアート。

直感的に理解してもらいためのイラストや画像として
使うことがあります。

  「ところで、クリップアートのイラストは分解できることを
  ご存知でしょうか。画像の上で右クリックし “グループ化”
  から “解除” を選ぶと、ハンドルが表示されてパーツに
  分解されます。必要なものだけを使うこともできます。」

これ知りませんでした。今度分解して使ってみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 06:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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