活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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大人のための読書の全技術

大人のための読書の全技術大人のための読書の全技術
(2014/07/31)
齋藤 孝

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kindle版 大人のための読書の全技術 (中経出版)

満足度★★★
付箋数:24

教育学者の齋藤孝さんは、明治大学文学部の教授として
数多くの学生を指導し、毎週月曜から金曜まではTBSテレビ
「あさチャン!」生放送のMCを務め、土曜は同じくTBSの
「情報7days ニュースキャスター」などにもレギュラー出演します。

他にも年に何冊もの本を執筆するなど、
かなり忙しい毎日を送っています。

そんな中でも、齊藤さんは毎日読書し、多い日には1日10冊以上
の本を読破することもあると言います。

なぜ、齋藤さんは僅かな時間で、たくさんの本を
早く、そして深く読むことができるのでしょうか?

  「私が忙しい中でも大量の読書をできる理由、それは、
  長い間をかけて自分でつくり上げてきた、最強の読書術を
  マスターしているからです。本書では、そのすべてを
  出し惜しみすることなく、あなたにお伝えします。」

読書術を駆使すると、本を沢山読めるようになります。

しかし、それよりも大切なのは、本を読むことが、
逆に時間を生むということ。

実は、限られた時間の中で本を読めば読むほど、
もっと早く、もっと深く、読むことができるようになるのです。

「あなたが本を読む時間がないのは、本を読んでいないから」
と言ったのは、確か本田直之さんだったと思います。

齋藤さんの読書に対する考えも共通するところがありますね。

そして、インターネットで情報を得るのとは違って、
読書は社会人に必要な「思考力」を飛躍的に高めてくれます。

  「読書ほど現代人にとって必要不可欠なものはない、
  と言っても過言ではありません。読書は自分を磨き、
  豊かに生きていく力を与えてくれるのです。」

「アイディアは(旅行した)移動距離に比例する」と言った
高城剛さんの言葉を真似ると、「思考の深さは読書量に比例する」
あるいは「人生の豊かさは読書量に比例する」
と言うことができそうです。

齋藤さんは、ビジネスパーソンが厳しい競争社会の中で
生き残っていくためには、正しい読書術を身につけて、
沢山の本を精密に読み、仕事に応用することが
必要不可欠であると説きます。

本書は齋藤さんの読書メソッドの集大成。

序章では、読書の効用について改めて語り、
第1章では読書の習慣付けの秘訣、第2章では速読技術、
第3章では精読技術、第4章では本選びの秘訣、
第5章ではアウトプット方法、第6章では50冊の必読書が
紹介されています。

特に読書の大切さと効用について、齋藤さんは力を入れて
書いているといった印象を受けます。

もちろん齋藤さんを有名にした、声に出して読む方法や
3色ボールペンを使う方法も、精読技術として登場します。

350ページ近いボリュームで、読書技術に関すること、
すべてが本書に盛り込まれています。

ただし、齋藤さん独自の特殊な読書方法が書かれている
訳ではないので、他の読書術の本を読んでいる方は、
それほど目新しさを感じることはないと思います。

この本から何を活かすか?

「社会人が読んでおくべき50冊リスト」では、
私は、文学の古典や哲学書が最初にくるものと思っていましたが、
理系の本がリストの最初の6冊に選ばれていたのが意外でした。

齋藤さんクラスの知識人になると、理系と文系の垣根は
ないのかもしれません。

ちなみに、6冊の理系の本は次の通りです。

  ・「利己的な遺伝子
  ・「知の逆転
  ・「宇宙は何でできているのか
  ・「世界がわかる理系の名著
  ・「進化しすぎた脳
  ・「新しい生物学の教科書

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 読書法・速読術 | 06:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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