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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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21世紀を生き抜く3+1の力

21世紀を生き抜く3+1の力21世紀を生き抜く3+1の力
(2014/05/22)
佐々木裕子

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kindle版 21世紀を生き抜く3+1の力

満足度★★★★
付箋数:26

あなたが、投資家だったとしたとしたら、次の3つのうち
どの会社に投資しますか?

書かれている条件以外は、すべて同じと考えください。

  ・従業員平均年齢20代のA社
  ・従業員平均年齢50代のB社
  ・人を常に入れ替え続けている従業員平均年齢40代のC社

この3社を比較して、B社に投資しようと考える人は、
ほとんどいないのではないでしょうか?

実はこの3社は、2050年の「国」の状態を表したもの。

A社は、インドやアフリカなどの若き成長国。
C社は、「移民の国」アメリカです。

そしてほとんど投資したいと考える人がいないB社は、
超高齢化社会を迎えた日本です。

さて、あなたは、2050年には、何歳になっていますか?
あなたの子どもは、何歳でしょうか?

本書の著者、佐々木裕子さんは、まずは36年先である
2050年の世界をリアルに想像させ、21世紀を生き抜くために
私たちが身につけておくべきスキルについて解説します。

この時代に求められるスキルは、言われたことを
きちんと実行する力でもなければ、
誰かに敷かれたレールの上をひた走る力でもありません。

必要なのは、次の3つの力です。

  1. 考える力
   想定外の問題や経験値のない課題に向き合い、自分の頭で
   「何が本質的にやらなければならないことか」を
   考えることができるか?

  2. 共創する力
   「多様な」人々との議論を通じて、その議論の中から学び、
   ベストな答えを導き出し、実践し始めることができるか?

  3.進化する力
   自分自身と真摯に向き合い、自ら気づき、学びながら
   「進化」することができるか?

そして、これらの3つの力の真ん中にあって、
どの力を発揮するにも、必要な本質的な問いがあります。

それは、決して答えるのが簡単な問いではありません。

  「結局のところ、自分が目指したい世界、目指したいものは何か?」

これを自分に問い続け、明確に答えることが3つのスキルを
結びつける核となるのです。

それが本書のタイトルとなっている「3+1の力」。

  「2050年は、偶然にも、私の小さな娘が、母が私を産み、
  私が娘を産んだ年齢になる年です。この本を書きながら、
  そのころ、私は何をしているのか、そのとき娘はどんな
  人生を生きているのか、考えを巡らせていました。」

本書は、親から子へのメッセージでもあるので、
私は、自分がどんなスキルを身につけるべきかを考えると同時に、
自分の子どもにどんな力を身につけて欲しいかを想像しながら
読みました。

佐々木さんは、まだ、お子さんが小さい(2歳ぐらい?)ので、
将来読んで欲しい、メッセージとして本書を著したのでしょう。

私の場合は、娘が中学生なので、近いうちにタイミングをみて、
本書を読ませようと思います。

この本から何を活かすか?

本書の中で、21世紀を生き抜く力を身につけた実例として
紹介されているのが、元七大陸最高峰最年少登頂記録保持者で
株式会社フィールド&マウンテンを起業した山田淳さん。

山田さんは、佐々木さんのマッキンゼー時代の同僚だそうです。

以前、このブログでも山田さんの『夢へのルートを逆算せよ!』を
紹介したことがあったので、彼が本書で説明されている
「3+1の力」を身につけているのはよくわかりました。

山田さんは、「自分が目指したい世界、目指したいものは何か?」
を自らに問い続け、見つけた答えに邁進しています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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