活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!

ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!  (一般書)ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる! (一般書)
(2014/05/30)
堀江 貴文 , 岡田 斗司夫FREEex

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kindle版 ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる!

満足度★★★
付箋数:18

  「2013年3月に出所してまもなく、ぼくは岡田斗司夫さんと3度目の
  対談をした。出版社は、以前の対談も併せて書籍化したいという。

   “岡田さんと話したのなんて、もうずいぶん前だろうに。
  そんな古い話をいまさら本にしてどうするんだ?”

  読み返してみた。全然、古くなかった。
  ぼくたちが話していたことが、ようやく具現化してきたのだと
  感じた。」

これは、本書の「おわりに」に寄せた堀江貴文さんの言葉。

本書は、2010年5月12日、2011年4月5日、2013年6月18日に
都内で行われた堀江さんと岡田斗司夫さんのトークイベントを
もとに構成し、加筆したものです。

堀江さんが言うように、話しに古さを感じさせませんが、
すでに他のメディアや本などで聞いている内容です。

対談のテーマ自体も、特に「おカネに執着する生き方を変える」
ことにフォーカスしたものではありません。

岡田さんが展開する「評価経済」の話しが対談の中で
出てくるので、本書のようなタイトルをつけたのでしょう。

ですから、タイトルはちょっと後付け感がありますね。

本書の後半は、アニメを作るプロジェクトの話し。

3度の対談が、堀江さんが服役していた期間をはさんで
行われているのが興味深いところです。

最初の2010年の対談は、まだ、堀江さんの実刑が
確定する前の時期です。

堀江さんと岡田さんは、それほどお互いを知らず、
手探りの状態から会話を始めます。

もっと前から、知り合いだったような感じのするお二人ですか、
この時がファーストコンタクトなの? と思わせるほど、
お互いに相手については、2次情報でしか知らなかった様子が
伝わってきます。

ロケットのことや、小四病、オタキングexの仕組みなどについて
対話しています。

岡田さんの分析が鋭く、堀江さんを次のように評しています。

  「堀江さんから “わからない” という言葉が出てくるときというのは、
  人間の弱さがわからないときなんです。この世のあらゆる産業は、
  人間の弱さを補完するためにあるといっていい。
  だったら、他人の弱さに敏感になって、そこにビジネスチャンスが
  あると思ったほうが合理的でしょう。」

2011年の2回目の対談は、堀江さんが東京拘置所に収監される前。

この回で、貨幣経済の限界を論じ、個人の上場や、SFの必要性などを
語り合っています。

東日本大震災の後なので、エネルギー問題についても言及します。

最後の2013年の対談は、堀江さんが長野刑務所から仮釈放
された後に行われています。

  「刑務所から出てきた堀江さんをねぎらいに行ったら、
  いきなりアニメ作りましょうと言われて。
  堀江さんはアニメファンだったんですか?」

という岡田さんの質問から始まります。

この回では、「オネアミスの翼」の続編を作ることをテーマに
対談が進み、次世代型の資金調達方法などが話し合われています。

復帰後の堀江さんの話を聞いていても、2年間塀の中にいて、
社会から隔離されていたようには感じさせません。

この本から何を活かすか?

どの回の対談においても、堀江さんと岡田さんは、
「どうやってやるか」という方法ではなく、
「なぜ、そう考えるか」を語り合います。

ですから、本書はお二人のノウハウを知るのではなく、
思考法を知るための本です。

  「本書では、僕と堀江さんは互いの “理由” を尋ねあいます。
  知りたいのは “方法” じゃなくて “考え方” だからです。
  問題の解き方を知りたいんじゃない。
  問題を理解する思考法を知りたいんです。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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