活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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すごい結果を出す人の「巻き込む」技術

すごい結果を出す人の「巻き込む」技術 なぜ皆があの人に動かされてしまうのか?すごい結果を出す人の「巻き込む」技術 なぜ皆があの人に動かされてしまうのか?
(2014/02/15)
桑畑幸博

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満足度★★★
付箋数:20

大きな仕事は、1人ではできません。

仕事が大きくなるほど、上司、同僚、部下、提携先など、
多くの人を巻き込む必要があります。

では、どうすればスムーズに協力や応援が得られるのか?

人を巻き込むには、「人望」がないとダメなのでしょうか?

  「人間力や人望などという、属人的かつ抽象的な
   “何か” をもっていないと、私たちは周りを巻き込んで
  仕事ができない・・・などということはありません。

  (中略)人望という個人の資質に頼らなくても、
  理論に裏づけられた “技術” を練習によって磨けば、
  今よりは格段に周りを巻き込んで、
  仕事ができるようになるのも事実です。」

このように話すのは、慶應義塾の社会人教育機関である
慶応MCCのシニアコンサルタント、桑畑幸博さん。

本書では、「どうしたら、周りを巻き込めるのか?」
という問いを、もう1段掘り下げ、6つに細分化し、
桑畑さんの経験と、対人心理学の理論を交え解説します。

  1. どうやったら「この人の話しなら聞いてみよう」と、
   周りとの距離を縮められるのか?

  2. どうやったら「これは他人事じゃない」と、
   周りに当事者意識をもってもらえるのか?

  3. どうやったら「たしかにその通りだ」と、
   周りに理解してもらえるのか?

  4. どうやったら「やるしかないでしょ」と、
   周りをその気にさせられるのか?

  5. どうやったら「あ、そうすると・・・・」と、
   周りに気づいてもらえるのか?

  6. どうやったら「これからもこいつに」と、
   上司を継続的に巻き込めるのか?

では、この中から6番目の上司の巻き込む方法の
一部を紹介します。

本書では、「変革意識の高低」と「部下の自主性の尊重度」
の2軸によって、上司のタイプを4つに分類し、
巻き込むアプローチを変えています。

まずは、「名君」タイプ。

変革意識も高く、部下を信頼して任せてくれる理想の上司。

このタイプには、自由にさせてくれるからこそ、
「報告・連絡・相談」をこまめに行います。

次に、「空気」タイプ。

自分で考えるのが面倒だから好きにやらせてくれていますが、
何かを変えようという意識がない上司。

実際に何も手伝ってもらっていなくても、感謝の意を伝え、
タイミングを見極めた「報・連・相」で、「伝えてある」という
既成事実をつくっておく必要があります。

3番目は、「自称カリスマ」タイプ。

変革意識は高いものの、上昇志向が極めて強いので、
部下が自分以上に目立つことを嫌い、
手柄は全て人のものにしてしまう上司です。

このタイプの上司には、「俺は聞いていない」と言われないよう、
根回しを欠かさず、また、とにかく気持ちよくさせて
巻き込むのが得策。

最後のタイプは、「元老院」タイプ。

既得権益を守ることを重視し、成功することより
失敗しないことを志向する「リスク回避」型で、
部下にも今のやり方を厳格に守らせようとする上司。

一番やっかいなタイプですが、自分の裁量の範囲内で
新し取り組みを行い、「小さな改革」を積み上げて
少しずつ認めさせるのが良いようです。

この本から何を活かすか?

当ブログでは、過去にも「巻き込み」関連の本を
何冊か紹介しています。

  ・『ユニクロで学んだ「巻き込み」仕事術
  ・『マキコミの技術
  ・『藤巻流 実践・巻き込み術

何年か前に出た本ですが、いずれも良書でした。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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