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100万人の心を揺さぶる感動のつくり方

100万人の心を揺さぶる感動のつくり方100万人の心を揺さぶる感動のつくり方
(2013/12/07)
平野秀典

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満足度★★★
付箋数:23

人々が、「満足」の次に求めているもの。

それが「感動」。

人は誰でも感動したがっています。

しかし、一方で人々に感動を与えられる人はわずかなので、
そこに「需要過多供給不足」という巨大なマーケットが
あると平野秀典さんは言います。

平野さんの肩書は、「感動プロデューサー」です。

感動を生み出す人を生み出すという仕事を始めて10年。

本書は平野さんの感動プロデューサーとしての、
集大成となる一冊です。

ザ・リッツ・カールトン・ホテルの元経営者、
ホルスト・シュルツさんは次のような言葉を残しています。

  「感動を偶然や個人の能力だけに頼ってはいけない。
  サービスは科学なのだから」

これに対して、平野さんはこのように語っています。

  「感動を才能や芸術家だけに任せてはいけない。
  感動はスキルなのだから」

本書では、誰もが感動を与えられる人になるように、
感動のメカニズムを解明し、感動力を身につける方法を解説。

私たちが、感動を与え続ける人で、
すぐに思い当たる人では、「アーティスト」がいます。

例えば、一流の歌手の方は、何万にもいるコンサート会場を、
歌の力だけで、一瞬にして感動を与えることができます。

なぜ、そのようなことができるのでしょうか?

そこには、瞬時に人を惹きつける「魔法」が存在します。
そして魔法には「呪文」がつきもの。

平野さんは、演劇を通じて一流アーティストから学び
実践する中で、ビジネスの現場においても、
劇的な効果を発揮する6つの呪文を見つけました。

  1. 標準装備
  2. 共演者
  3. 二人称シフト
  4. メタファー
  5. コントラスト
  6. 恩贈り

本書ではこの6つの呪文が実際にどのように使われてるかを、
2020年オリンピック招致活動のプレゼンテーションなどを
題材に用いて解説します。

ちなみに、最初の呪文の「標準装備」とは、
私たちは誰もが、表現力と共感力という2つの力を
インストールされて生まれてきたということ。

だから、感動を与える力は、外から「身につける」のではなく、
中にあるものを「磨く」必要があるようです。

  「感動したい人から、感動させる人へ。
  そのシフトがあなたの仕事と人生を、圧倒的な喜びと
  豊かさに満ちたレベルへと変えていきます。
  感動を生み出すのに、特別なノウハウやテクニックや経歴は
  必要ありません。あなたの中にある “標準装備” を
  磨きだすことで、誰にでも可能になります。」

感動を与える力は誰にでも備わっているようですが、
パソコンのOSのように常に最新版にアップデートして
おかなければならないようです。

この本から何を活かすか?

  「共感をもって感動的に伝わるのは、 “二人称” 的表現が
  最も相応しい場合が多くあります。」

それは、主語を「あなた」へ変えたアプローチ。

平野さんはこの手法を「二人称シフト」と呼びます。

ビジネスでも「お客様」という三人称で語るのではなく、
大切な「あなた」へ向けてメッセージを伝えます。

たった一人にフォーカスした表現を使うことで、
心に届きやすくなり、届いた一点から共感の輪が更に広がる
イメージで伝わるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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