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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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”ちょっと尊敬”される人になる本

”ちょっと尊敬”される人になる本 (単行本)”ちょっと尊敬”される人になる本 (単行本)
(2014/02/07)
齋藤 孝

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満足度★★★
付箋数:18

私たちは誰でも、人から尊敬されていと潜在的に思っています。

これは米心理学者、アブラハム・マズローさんの
「マズローの欲求段階説」でピラミッド下から4段目の
「尊厳欲求」に該当します。

「万人から尊敬される」とまではいかなくても、
まわりから「ちょっと尊敬される」人になりたい。

しかし、齋藤孝さんは、「ちょっと尊敬」される人になるにも、
次の3つの問題点があると言います。

  第一に、人は自分の後ろ姿を見ることができない。
  だから、そもそも自分が人からどう評価されていのか
  よくわかっていない。

  第二に、尊敬される人に共通する思考や行動パターンを、
  しっかりつかんでいない。

  第三に、どうすれば尊敬される人になれるかという
  ノウハウを知らない。

本書は、この3つの問題点を解決し、私たちが「ちょっと尊敬」
される人になるための心構えとノウハウをまとめた本です。

  第1章 「ちょっと尊敬される」のはどんな人か
  第2章 好奇心の数だけ人は魅力的になれる
  第3章 自分だけでなく、他人も楽しませることができる人
  第4章 人間として成熟しているか
  第5章 上ばかり見ている “ひらめ人間” は嫌われる
  第6章 仕事で信用される人に共通していること
  第7章 異性にもちょっと尊敬されたい
  第8章 人の心をつかむのは「広い心」

本書では、「ちょっと尊敬」される人の共通点が、
いくつか紹介されています。

私が注目したのは、「笑顔」をモットーにしているという点です。

  「私は上機嫌というのは気分の問題ではなく、
  一つの作法と考えている。(中略)

  自分が嫌なことをされたから不機嫌になる、というのでは
  非常に子どもっぽい。気分の問題ではなく、一定の社会的な
  問題としての上機嫌を作っていく。」

「ちょっと尊敬」される人は、笑顔というマナーを
習慣として身につけているということです。

嫌なことに反応して、いちいち不機嫌になることは、
周りの人に迷惑をかけるのはもちろん、
不機嫌になった自分自身が一番損をします。

だからこそ、上機嫌の作法は、自然とできるように
体に染み込ませたいものです。

また、本書の別のパートでは、宮沢賢治さんの詩、
『雨ニモマケズ』の一説が紹介されていました。

  「アラユルコトヲジブンヲカンジョウニ入レズニ」

私は「カンジョウ」が「感情」だと思っていましたが、
正しくは「勘定」なのですね。

自分の損得を考えずに、客観性と公平性を持って
考え行動することは、人に爽やかな印象を与えます。

常に宮沢賢治さんのようにとはいかずとも、
時折、この『雨ニモマケズ』の精神を思い出したい。

本書は、エッセイのテイストで気軽に読める
人づきあいのヒントが書かれた本でした。

この本から何を活かすか?

  「かつて向上心を持っていて、いまは向上心がなくなった人
  というのは、 “知的好奇心の矢” が飛び終わった人である。」

齋藤さんは、向上心を習慣化、技化することが重要だと説きます。

そのために、次のようなことをしているそうです。

  1. いままでまったく勉強してこなかった分野に挑戦する
  2. そこで「すごい、すごすぎるよ! ○○」という内容を見つける
  3. それを週に1つ見つけ、家族や友人に話すようにする

最初に、まったくやったことのない分野に手を付けるのは、
少しハードルが高いように感じます。

しかし、知らない分野だからこそ、知っている分野よりも
「すごい、すごすぎるよ!」という純粋な感動を
見つけやすいのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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