活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法

1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法
(2013/12/12)
千田琢哉

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満足度★★
付箋数:17

  「本書のタイトルは面白い。
  なぜなら担当編集者が私と最初に仕事をした際に感じた、
  ありのままの疑問がそのままタイトルになっているからだ。
  2013年3月にビジネス書2冊分の原稿執筆依頼を受けた私は、
  1週間で2冊とも脱稿した。(中略)

  職業に関わらず大量にインプット&アウトプットする人には、
  ある共通点がある。インプット&アウトプットのからくりは、
  呼吸と同じと考えていることだ。

  呼吸のポイントは、吐くことにある。」

本書は、勉強や仕事に関するインプットとアウトプットの
「心得」が書かれている本。

著者は驚くべきペースで本を出しつづける千田琢哉さん。

千田さんは、2013年の1年間で23冊の本を出し、
2014年は3月中旬の時点で6冊の本を出しています。

実際に刊行された本だけカウントしても、
ひと月に2冊のペースですから、サブタイトルの
「3日で1冊の本を書く」という表現もそれほど誇大ではありません。

この千田さんの驚異的な執筆ペースを知っている方は、
「何か秘訣があるのでは?」と興味を持って、
本書を手に取るかもしれません。

しかし、本書は「心得」は示しているものの、
具体的なノウハウはそれほど解説していません。

いわゆる速読法や文章術の本ではありません。

本書で紹介されている、本を読むことに関する
インプットのコツは、次に挙げる程度です。

  「読み終わったら即処分する習慣にすると、たくさん読める。」

  「速読のコツは、途中でいちいち反論しないこと。」

  「速く読める本は簡単だからではなく、あなたに向いているから。」

また、文章を書くアウトプットのコツは、次の通りです。

  「大好きな作家のゴーストライターを目指す」

千田さんは、新入社員の頃、営業日報を書く際に、
芥川龍之介さん風、太宰治さん風、三島由紀夫さん風など
ひと通り試してみたそうです。

石川啄木さん風に三行日記で綴ったときは、
上司から「お前の日報、何か切ないな」と
言われたこともあったとか。

また、千田さんは並みいる文豪の文体に加えて、
中谷彰宏さん風も試したことがあるそうです。

中谷さんと言えば、圧倒的なペースで執筆を続け、
もうすぐ著書1000冊を迎えようとする方です。

ひょっとすると千田さんは、中谷さんのゴーストライターに
なったつもりで文体をマネて書くことで、
現在の速く執筆する技術を身につけたのかもしれません。

ならば、千田さんのようなハイペースでアウトプットするには、
千田さんの文章や語り口をマネ、千田さん本人に
なったつもりで書くことが秘訣なのでしょう。

本書は、勉強や仕事以外も、人脈・お金・人生の
インプットとアウトプットについてのアドバイスが
書かれています。

全体を通してみると、千田さんの他の自己啓発本と
同じカテゴリにある一冊と言えます。

この本から何を活かすか?

  「人脈には二通りある。
  本を読む人脈と、本を読まない人脈だ。
  どちらが上かという問題ではなく、同じ地球上に二種類の
  人脈が存在するという、ただそれだけの話だ。
  本を読む人脈に本を読まない人が紛れ込むと、
  お互いに強く違和感を抱く。
  海水に淡水魚が一匹紛れ込むようなものだ。
  逆も然り。」

本を読む人脈は、年齢とともに謙虚になり富んでいき、
読まない人脈は、年齢とともに傲慢になり貧しくなるそうです。

個人的には、自分とは異なる人脈に紛れ込んだ時こそ、
自分にない刺激を受けるチャンスだと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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