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成功は“ランダム”にやってくる!

成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方style=成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方
(2013/10/31)
フランス・ヨハンソン

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Kindle版 成功は“ランダム”にやってくる!

満足度★★★★
付箋数:24

「1万時間の法則」をご存知でしょうか?

偉大な起業家や世界的に有名なスポーツ選手など、
ある分野で「天才」と呼ばれるようになる人たちは、
最低1万時間打ち込むことで成功を収めたというもの。

マルコム・グラッドウェルさんの『天才! 成功する人々の法則
で紹介されて有名になりました。

グラッドウェルさんは、こんなことも言っていました。

  「一万時間より短い時間で、真に世界的なレベルに達した
  例を見つけた調査はない。まるで脳がそれだけの時間を
  必要としているかのようだ。」

しかし、本書の著者フランス・ヨハンソンさんは、
この法則が当てはまらない分野もあると言います。

  「もしこの法則が正しいとしたら、完全に予測可能な方法で
  成功をものにできるように思えるかもしれない。
  うまくなりたいと思うものを選び、うまくなるよう
  必死に練習すればいいだけだからである。」

ヨハンソンさんは、1万時間の法則が当てはまらない例として、
任天堂の宮本茂さんを挙げています。

宮本さんは、「ドンキーコング」、「ゼルダの伝説」、
「マリオブラザーズ」など数々のヒットを生み出した
有名なゲームデザイナー兼プロデューサー。

宮本さんは、ケーム制作をはじめて、わずか3作目で
「ドンキーコング」が爆発的にヒットしました。

この時点では、1万時間に達していなかったと言います。

逆に、ゲームデザイナーとして1万時間を超えた後に
制作した「スティールダイバー」は、まったく売れなかった。

  「宮本が成功するのに1万時間の苛酷な練習は必要なかった
  ばかりか、1万時間を達成しても成功は保証されなかった。」

それでは、どのようにしたら成功できるのでしょうか?

ヨハンソンさんは、次の考えをテーマに本書を執筆しました。

  「成功は私たちが考えているよりはるかにランダムに起きる」

もし、本当に成功がランダムに起こるのなら、
私たちの努力は無駄になるのでしょうか?

成功のランダム性を認めたからといって、
努力が無駄になるわけではありません。

なぜなら、個人や組織がランダムに起きる成功をつかみ、
うまく利用するためにできる行動はいろいろあるからです。

成功者が、後から成功のきっかけを振り返ってみると、
「あの瞬間が始まりだった」というタイミングがあります。

その瞬間に、偶然出会い、突然ひらめき、
予期せぬ結果を得ることなどを経験しています。

ヨハンソンさんは、その人生を変える瞬間のことを
「クリック・モーメント」と名付けました。

そして、本書ではクリック・モーメントを起こす方法を考察。

  1. ボールから目をそらせ
  2. 交差的に考える
  3. 好奇心に従う
  4. 予測可能な道を避ける

偶然を認めながら、それを利用する方法を考えるところは、
J.D.クランボルツさんの『その幸運は偶然ではないんです!
で紹介されていた「計画された偶然理論」に共通しています。

この本から何を活かすか?

本書では「目的ある賭けをする」ことをススメています。

これは、うまくいくかわからなくても、とにかく行動すること。

そうすることで、予測不能でランダムな新しい方向へ
導いてくれるターニングポイントを作りだすことができます。

この「目的ある賭け」は、何度も、小さく、
そして許容損失額を計算して行うことがポイント。

まるで、トレードをする時のようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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