活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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今は苦しくても、きっとうまくいく

今は苦しくても、きっとうまくいく今は苦しくても、きっとうまくいく
(2014/02/13)
横山 信治

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満足度★★★★
付箋数:24

著者の横山信治さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

本書は読むとスッと心が落ち着き、幸せを感じられる本です。

人はその時の心理状態によって、刺さる話は異なりますが、
本書には44のエピソードが紹介されていますから、
きっとその中の幾つかは、あなたの心に響くはず。

私が本書を読んで気に入ったのは、次の話です。

横山さんの創作なのか、昔からある逸話なのかわかりませんが、
そのまま紹介します。

  ある国の王様が仙人を訪ねました。

  王様 「仙人様。私はどんなご馳走を食べても心は満たされません」

  仙人 「そうか」

  王様 「家来の失敗を許せず、1日中イライラするのです」

  仙人 「そうか」

  王様 「どうか私に心の安らぎを得る方法を教えてください」

  仙人 「それでは、特別に秘伝の方法を教えてあげよう」

  王様は仙人から、心が安らぐ方法を伝授してもらい、
  国に帰りました。それ以来、王様は、喜びごとに有頂天になるこも
  なければ、家来の失敗にイライラすることもなくなりました。

  余生を穏やかに暮らし、臨終の時に世継ぎの息子を呼び、
  王様 「息子よ。私は昔、心が満たされず悩んでいた時がある」

  息子 「はい。よく存じております」

  王様 「その時、仙人の教えを賜り、悩みごとはなくなった」

  息子 「あれ以来、父上は穏やかになられました」

  王様 「その秘伝の方法を記した巻物がここにある。おまえに授けよう」

  息子 「ありがとうございます」

  王様 「一つだけ条件がある。お前が苦しんで、どうしようもない
     時期がくるまで、決してこの巻物を見てはならない。わかったか」

  息子 「はい。かしこまりました」

  まもなく王様が死に、息子が王位を継承しました。
  父親との約束通り、巻物頼ることなく国を治めていきました。
  ある日、どうしようもなく苦しいことが起こったので、
  巻物を広げました。

  その巻物に書いてあったのは、
  「これも、いっとき」

これは、どんな悩みも “時間” が必ず解決してくれる
というお話です。

幸いなことに私自身は、現在、大した悩みはありません。

しかし、最近、仕事と家庭の両方がうまくいかず、
思い悩んでいる友人がいます。

私はその友人に本書を贈りたい。

きっと、本書から光明を見いだせるはずです。

  「たとえ今は苦しくても、大丈夫です。
  きっとうまくいきますから。
  長い人生、苦しくて死にたくなる時もあります。
  どうして自分だけがうまくいかないのかと嘆く時もあります。
  でも、この世の中は結局うまくいくようにできています。」

今まで、何冊か横山さんの本を読ませていただいていますが、
その中で本書は私の一番のお気に入りとなりました。

悩んでいる人がいたら、読むことを勧めたい一冊です。

この本から何を活かすか?

  「心配事の大半は実際に起こらない。
  ただし、順風の時に最悪の事態を想定しておくことは大切」

本書の主旨とは異なりますが、これって投資においても
欠かせない考えですね。

米ミシガン大学の研究によると、心配事の80%は起こらない
という結果があり、横山さん自身も起こる確率は
もっと低いと考えています。

心配しすぎるのは良くないですが、ワーストケースシナリオを
考えてリスク計算しておくことは、投資では必須。

投資においては、思っているより最悪の事態はよく訪れます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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