活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ぼくだったら、そこは、うなずかない。

ぼくだったら、そこは、うなずかない。ぼくだったら、そこは、うなずかない。
(2013/11/14)
石原明

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満足度★★★
付箋数:23

  「すごいぞ、この本! すぐに実践してみよう。」
  →危険、危険、成功体験うのみにしちゃ。陰謀かもよ。

著者の石原明さんは、人気経営コンサルタントで、
イヤな客には売るな!』や『営業マンは断ることを覚えなさい
などで知られる方。

本書は、私たちの凝り固まった常識や思い込みを開放し、
違った物の見方を示してくれる本です。

毎日うなずいてばかりいるあなたに贈る、仕事と人生のヒント。

もちろん、本書にだって簡単にうなずいてはいけません。

いくら石原さんが、おっ! と思う斬新な事を言っていても、
うなずく前に本当にそうかどうか、自分の頭でよく考えて、
納得してからうなずく必要があります。

それにしても、石原さんの考えはユニーク。

しっかり自分の頭で考えることを意識をしていないと、
「そう考えればいいのか」と思わず納得してしまいそうになる
アドバイスばかりです。

だからこそ、本書は思考のトレーニングにもなるのです。

  「仲間はずれにされたくないので、無理してつきあってます。」
  →ぼくだったら、仲間はずれにされたら祝杯をあげちゃうな。

  「会社の飲み会なんて時間の無駄。
  適当に理由つけて、休んじゃおっと。」
  →おっと。気持ちはわかるけど、それって、受け身だからだよね。

  「勉強、勉強! 平日の夜はセミナー、
  週末はビジネス書を読破するぞ。」
  →そりゃ、大変。どんどんお馬鹿になっちゃうよ。

  「なるほど~。すごいですね、さすがですね。」
  →うなずいているだけじゃダメだって、社長。

  「困ったら、困難な道を選びますっ!」
  →いや~ん、ラクな道でしょ。

  「会社がブラックです(汗)」
  →首まで、どっぷりつかりましょう。

石原さんのアドバイスは全部で45個。

いずれも、世間では「非常識」と思われるようなものばかり。

しかし、非常識と思えるような言動も、
よく解説を読むと正しいことを言っていますから、
そのアドバイスは、人を惹きるける魅力があります。

では、一体、どのようにしたら、石原さんのような視点で
モノゴトを見ることができるのでしょうか?

まずは、今の自分の常識を疑ってみることから始めます。

そして、真逆の視点で見て、それが正しいと仮定すると、
どんな理由があるかを考えてみます。

本書の45個のアドバイスに関しても、
世間ではこう考える、それに対して石原さんはこう考える、
それじゃあ自分はどう考えるのか?

そんな対話をするように本書を読むのがベストです。

そうすることで、単に本を読んで知識を身につけることから脱し、
自分の頭で考える習慣を身に付けることができます。

この本から何を活かすか?

上司が無能だった時に抱えるストレスは大きなものです。

  「無能な上司にうんざり、転職を考えています。」

こんな悩みに対して、石原さんは次のようなアドバイスをします。

  「おめでとうございます! あなた、ほんとに運がいい。
  うんざりしているヒマはありませんよ。その無能な上司を、
  全力で出世させちゃいましょう。その人が抱えている
  面倒くさいことを全部引き受けて、手柄をすべて捧げてしまうのです。
  あなたが成し遂げたいことを代わりに成し遂げてもらうくらいの
  勢いでやりましょう。」

本当に無能な上司なら、会社の中でも過去の実績から、
その人が仕事ができないのは知られているハズ。

それなのに、急にすごい実績を上げるようになったら、
「本当は誰の仕業なんだ?」と、その上司を出世させたあなたに
会社が注目するという訳です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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