活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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どん底から這い上がった起業家列伝

どん底から這い上がった起業家列伝どん底から這い上がった起業家列伝
(2013/10/18)
松崎 隆司

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満足度★★★
付箋数:18

これを書くと色眼鏡で見られてしまうかもしれませんが、
本書はタブロイド判夕刊紙「日刊ゲンダイ」に連載された記事
「語り部の経営者たち」を加筆編集したもの。

大変失礼ですが、私は「日刊ゲンダイ」にも
ちゃんと取材した、まともな連載があることを知りました。

著者の松崎隆司さんは「日刊ゲンダイ」以外にも、
「エコノミスト」や「プレジデント」、「日経ビジネス」などでも
取材を行なう経済ジャーナリスト。

本書では、たたき上げで登りつめたベンチャー経営者、
9名の苦闘の半生を描いています。

自伝として本人が語っているわけではありませんが、
日本経済新聞に連載される「私の履歴書」をもう少し
親しみやすくしたイメージです。

本書で取り上げられる起業家は次の方々です。

  第1章 すしざんまい喜代村社長 木村清さん
  パイロットの夢破れるも、新コンセプトの寿司屋チェーンで快進撃

  第2章 カレーハウスCoCo壱番屋創業者 宗次徳二さん
  天涯孤独な人生から、ギネス認定の世界一カレーチェーンを築き上げ

  第3章 ライフコーポレーション会長 清水信次さん
  焼野原からスタートし、日本最大の食品スーパーへ飛躍

  第4章 リンガーハット会長兼社長 米濱和英さん
  兄弟力合わせて新天地で再出発、長崎ちゃんぽんで全国を席巻

  第5章 雪国まいたけ社長 大平喜信さん
  貧乏と学歴差別のハンデをバネに、きのこ業界の頂点に

  第6章 東洋ライス社長 雜賀慶二さん
  「無洗米」「金芽米」と、大ヒット商品を連発 

  第7章 堀場製作所創業者・最高顧問 堀場雅夫さん
  敗戦で研究者の道を断念、学生ベンチャー第1号に

  第8章 ガリバーインターナショナル会長 羽鳥兼市さん
  詐欺に引っ掛かり、一文無しから中古車販売事業で大成功

  第9章 アキュラホーム社長 宮沢俊哉さん
  成功と失敗を繰り返した末、革命的なシステムを開発

波瀾万丈の人生を綴っていることもあって、
紹介されている経営者のほとんどは既に高齢になっています。

若干、昭和の時代の空気感がありますね。

いずれの経営者も、転んでもただでは起きなかった方ばかりで、
しぶといと言うか、したたかと言うか、旺盛な生命力を感じます。

松崎さんは取材を通じて、9名の経営者の方の
共通点を2つ挙げています。

1つは、「突破力」。

  「ベンチャーには新規開発事業という意味以外にも “冒険”
  という意味がある。 “これはおもしろい” と感じたら
  リスクを冒しても突っ走る、いわば “突破力” だ。」

チャンスだと思ったら、たとえ異業種でも飛び込んでいって、
一点突破することで、その後に進む道を切り拓くのが
成功する鍵となっています。

もう1つは、「着眼点」。

これは、新しい時代を見据える目。

  「ベンチャーで成功する決め手は、 “着眼点×突破力”
  このふたつを兼ね備えていることだ。
  読者はぜひ、彼らがどのような思いで商売を始め、
  そして怒涛のように襲いくる苦難をいかにして
  乗り越えていったのか、小説を読むような気持ちで
  9つのサクセスストーリーを堪能していただきたい。
  そこには、ビジネスで成功するためのヒントが
  多く隠されているはずだ。」

この本から何を活かすか?

私が以前から気ないなっていたのは東洋ライスの「金芽米」。

金芽米とは、白米と同じ口あたりで、白米よりも旨味・甘味が
あって、栄養価も高いという健康志向のお米。

物は試しということで、Amazonでも取り扱いのある
【精米】タニタ食堂の金芽米 4.5kg」を注文してみました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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