活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2013年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年02月

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わかりやすく説明する練習をしよう。

わかりやすく説明する練習をしよう。 伝え方を鍛える コミュニケーションを深めるわかりやすく説明する練習をしよう。 伝え方を鍛える コミュニケーションを深める
(2013/12/03)
リー・ラフィーヴァー

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満足度★★★★
付箋数:22

本書は「伝える」コミュニケーションの中でも、
わかりやすい「説明」の仕方に特化した本です。

まずは、こちらの動画をご覧ください。


(日本語バージョンはこちら

これは「ブログ」について説明する動画です。

のっぺらぼうの人が出てくる、紙芝居のような動画、
どこかで見たことはありませんか?

これは「コモンクラフトスタイル」と言って、
わかりいく概念を動画を使って、説明する方法です。

カメラをホワイトボードに直接向けて、手とペンと
紙の切り抜きを用いてストーリーを語ることで、
難しい概念を理解しやすく説明したものです。

このスタイルを作り上げたのが、本書の著者、
コモンクラフト社の創始者にして、チーフエクスプレイナーの
リー・ラフィーヴァーさん。

本書では、コモンクラフトスタイルを使わない場合でも、
活用できる、わかりやすい「説明」の仕方のノウハウが
公開されています。

ところで、そもそも「説明」とは何なのでしょうか?

他の描写、定義、指示、詳述、報告などのコミュニケーションとは、
どのように違うのでしょうか?

あまりにも当たり前に、「説明」という言葉を使っているので、
その定義を、確認したことがない人も多いのではないでしょうか。

  「説明とは、事実をわかりやすく述べること。
  理解を深めることが狙いだ。」

他のコミュニケーション形式とは、その狙いが違います。

そして、その説明をわかりやくするには、
自分の立場を離れて、相手の視点から共感を得るように
コミュニケーションを図る必要があるのです。

本書では、コモンクラフト社がこれまで何十本も作成してきた
動画の台本に共通する7つの要素を中心に説明します。

  1. 同意
  2. 背景(問題・煩わしさと解決の見通し)
  3. ストーリー
  4. 結びつき
  5. 手段の描写
  6. 解決策の実現
  7. 行動を促す

あの紙の切り抜きを使った動画も、実はかなり緻密に計算された
台本が作られていて、それが説明の心臓部になっていることが
よくわかります。

本書はわかりやすい説明の本なので、
当然、内容もわかりやすく、チャプターに沿って順番に学ぶと、
相手を納得させる説明ができるようになれそうです。

また、本書の中でも紹介されていたダン・ロームさんの
描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング』や
4日で使える 実践! 超ビジュアルシンキング』も
併せて読むことをおすすめします。

この本から何を活かすか?

「知の呪縛」に縛られていないか?

本書では、説明がわかりにくくなる5つの理由が
紹介されていますが、その最初に挙げられていたのが、
「知の呪縛」です。

これはチップ・ハースさんとダン・ハースさんの共著、
アイデアのちから』の中で紹介されていた現象。

あるテーマについてよく知っている人は、
それを「知らない」という状態が想像しづらくなる現象です。

わかりにくい説明の根底にある問題で、自分の知識のせいで、
他人の状況が推し量れなくなってしまう呪い。

しかし、幸いなことに本書ではその呪いを解く薬が
紹介されています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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