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サロンはスタッフ育成で99%決まる

サロンはスタッフ育成で99%決まるサロンはスタッフ育成で99%決まる
(2013/10/28)
榎戸淳一

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満足度★★★
付箋数:22

代官山ブックス、廣田さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

私は、最初に「サロン」というタイトルを見て、
「まったく馴染みがないな~」と思ったのが正直なところ。

実は著者の榎戸淳一さんも、サロンに対する最初の反応は、
私と同じようなものでした。

それは、榎戸さんがまだ船井総合研究所で、
コンサルタントとして毎日修行を積んでいた頃の話。

突然、上司から仕事を振られました。

  「エステティックサロンのコンサル案件が1件あるんだけど、
  榎戸頼むよ」

当時の榎戸さんはエステに行ったこともなく、
「え?男性の私がエステティックサロンのコンサルティング!?」
と正直思ったそうです。

そしてコンサルティングのために、未経験のエステを
まずは自ら体験することにしました。

最初の3週間でまわったエステティックサロンは30店舗。
更に6ヶ月後には100店以上のサロンをまわったそうです。

その後、榎戸さんは、船井総研の中で
エステ専門コンサルタントとして活躍するようになりました。

その中で見つけた、理想のサロン経営。

榎戸さんは、エステ専門のコンサルタントとして
4年間で全国1300店のサロンをまわるうち、
自分自身でサロン経営に挑戦して成功させ、
そのスタイルを発信していきたいと思うようになりました。

2009年春、榎戸さんは船井総研を退職し、
自分の考える「理想のエステティックサロン」経営に挑戦します。

しかし、理想と現実は違いました。

コンサル時代に培った、顧客倍増プログラムがあったため、
逆に、サロン経営で一番大切なことが欠けていたのかもしれません。

  「コンサルタント時代に全国のサロンをまわっていた私は、
  エステティシャン数人に囲まれて一方的に文句を言われる
  オーナーの姿をたくさん見てきたのですが、その時は、
  まさか自分がその立場になるとは夢にも思いませんでした。
  しかし、その日は突然やってきたのです。」

オープンから1ヶ月、予約はあまり入らず、スタッフとも対立、
運転資金も底をつき、閉店の危機を迎えることになります。

コンサルタントの経験から、サロン経営に対して持っていた自信が、
榎戸さんの中で、もろくも崩れ去っていったのです。

しかし、榎戸さんはこのどん底の状態から、
サロン経営を目指した原点に返り、這い上がります。

なんと、オープンから2年で全国のエステティックサロンの
頂点に立つほどに、劇的な飛躍を遂げます。

一体、どのようにして榎戸さんのサロンは、
日本一の称号を得るまでに成長したのでしょうか?

本書は2部構成で書かれています。

第1部は、榎戸さんのサロンが、どん底の状態から全国1位に
なるまでのストーリー。

第2部は、実際に榎戸さんの店舗で採用している
「スタッフ育成プログラム」と「顧客倍増プログラム」の
紹介です。

エステ業界は、同じ顧客を奪い合う弱肉強食の世界。

それでも、榎戸さんが写真付きでこれだけ手の内を明かすのは、
本当にエステ業界全体を考えているからなのでしょう。

本書はサロン経営に限らず、組織改革をしたい経営者、
店舗のオーナーや接客サービスに従事する方にとっては、
必ず何らかのヒントが見つかる本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「終礼がサロンの成長スピードを決める」

どんな業界でも、朝礼をやっているところは多いですが、
終礼をやっているところは意外と少ないように思います。

榎戸さんのサロンでは、毎日の終礼で、その日に書かれた
お客様アンケートから改善点を洗い出し、
翌日からすぐに行動できるようにしているそうです。

  「サロンが日々向上するためには、地道にこれを
  続けていくしかないと思います。」

物理的に実施が難しい業態も多いでしょうが、
何らかの工夫をして、終礼をする価値はあるように思えました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 組織・社内教育・コーチング | 07:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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