活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2013年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年01月

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最強チームのつくり方

最強チームのつくり方 「依存する人」が「変化を起こす人」に成る (日経ビジネス人文庫)最強チームのつくり方 「依存する人」が「変化を起こす人」に成る (日経ビジネス人文庫)
(2013/12/03)
内田 和俊

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満足度★★★★
付箋数:24

著者の内田和俊さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「上司の対応が悪いから、やる気が起きない。」
  「職場の環境が悪いから、集中力が高まらない。」
  「あの人がいるから会社にいきたくない。」

もし、このように考えている人がいたら、
それは「依存者」という段階です。

依存者は、今の状況は自分以外に原因や責任があり、
自分は常に悪くないと考えます。

一方、自発的・主体的に考えて行動し、チームワークを
発揮することによって、1+1を3以上するのが、
変化を起こすことのできる「主体者」や「協働者」です。

依存者が、主体者や協働者になるためには、
職務遂行能力である「やり方」以外に、
仕事に対する心構えともいうべき「あり方」を
変えていく必要があります。

「あり方」は、仕事に対する精神的な成熟度。

内田さんは、本書で「あり方」を5つのステージに分け、
依存者を主体者に変えるアプローチを紹介します。

  ステージⅠ 自分以外に問題があると考える「依存者」
  ステージⅡ 自己中心的な「自称勝者」
  ステージⅢ 成果を実感できない「分岐点に立つ人」
  ステージⅣ 周囲に変化を起こせる「主体者」
  ステージⅤ 1+1を3以上にできる「協働者」

面白いのは、ステージⅠやⅡの人には、
コーチングが有効に機能しない可能性があるという指摘です。

この段階の人は、いかにラクをしてトクをするかを
考えている人も多いので、コーチングだけでは、
かえって逆効果になることもあるようです。

「依存者」や「自称勝者」には、何が良くて何が悪いのかを
しっかり教え込むティーチングが必要なのです。

本書では「依存する人」を「変化を起こす人」に
変えるための10のポイントが解説されています。

また、本書がユニークなのは、
部下やチームを成長させる方法を解説していると同時に、
読者自身のリーダーシップを高める内容になっていることです。

他人を育てるために本書を読むと、自分も成長できるという
一粒で二度美味しい本なのです。

実は本書は、2006年に日本実業出版社から刊行された
「依存する人」を「変化を起こす人」にどう育てるか
を増補改訂し、文庫化したものです。

旧版のアマゾンのレビューを見ると、当時もかなり好評で、
再版が望まれていたことがよくわかります。

増補改訂にあたり、チームビルディングの内容を
充実させたので、『最強チームのつくり方』に改題したようです。

7年経っても、内容は古くなるどころか、
より今の時代に求められている本になっています。

そして、理論だけでなく、実際に現場で指揮を取る
ビジネスリーダー7名の実名インタビューが掲載されているので、
本書で解説されている方法論が、リアルに伝わってきます。

この本から何を活かすか?

  「人は聞くときにギアを持っていて、無意識ではありますが、
  必ずどこかのギアに入れています。その場に応じて、
  そのときの状況に応じて、相手に応じて、
  無意識にギアをシフトしているのです。
  それが、クセとなり、パターン化しています。」

  ギア1 聞く意思を持っていない。聞く気がない。
  ギア2 聞いているつもり。
  ギア3 聞きたいように聞いている。
  ギア4 答えを出すために聞く。
  ギア5 相手の立場に立ち、相手の個性に共感しながら聴く。

私は、「ギア3」になっている場合が多ような気がする。
だから「感情のしこり」が出てくるのか・・・・。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 組織・社内教育・コーチング | 06:21 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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