活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート

冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート  市場の英知で時代を読み解く冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート 市場の英知で時代を読み解く
(2013/05/24)
ジム・ロジャーズ、Jim Rogers 他

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満足度★★★★
付箋数:27

  「19世紀の初めなら賢い人間はロンドンへ行っただろう。
  20世紀初めならニューヨークに移り住んだはずだ。
  そして、21世紀が始まったばかりのこの時期、
  賢い人はアジアに向かう。」

21世紀はアジアの時代。

欧米人の投資家でも、中国をはじめとするアジアに
投資をしている人は結構います。

しかし、実際に自分がアジアに移住する欧米人投資家は
それほど多くありません。

冒険投資家ジム・ロジャーズさんは、2007年に家族を連れて、
ニューヨークからシンガポールへ移住しました。

恐らくロジャーズさんに、子どもがいなかったら
移住していなかったでしょう。

ロジャーズさんは、子どもの将来の投資のために、
あえて移住したのです。

  「世界旅行中の2001年4月、シンガポール植物園で開かれていた
  シンガポール交響楽団のコンサートを聴きに行った私は
  警察のいないことに驚いた。いかなる規制もしかれて
  いなかったのである。ニューヨークのセントラルパークなら、
  こんなときは必ず少人数ながら警官が待機していたものだと思いだし、
  私はペイジ(妻)にこう言った。 “ここは子育てに最高の街だね”
  さらに魅力を感じたのは、シンガポールにはおそらく
  世界最高レベルの教育制度が整っていること、
  医療制度も世界屈指であること、そして ― アジアではどこでも
  そういうわけにはいかないのに ― シンガポールでは何から何まで
  うまく機能しているということだった。」

ジョージ・ソロスさんと共に立ち上げたクォンタム・ファンドでは、
10年間で4200%のリターンを得て、1980年に引退。

その後、オートバイで1回、車で1回の世界一周冒険旅行を敢行。

そして行き着いた先が、家族でのシンガポールへの移住です。

本書は、ロジャーズさんの自叙伝。

冒険旅行の部分は、他書(世界バイク紀行世界大発見
に譲りますが、ロジャーズさんの「生き方」がわかる本です。

  「今の私は、空いた時間があれば妻や子供たちのために
  使いたいと思っている。何をおいても娘たちと一緒に過ごしたい。
  夕食をとることにも何をするにも、ハッピーやベイビー・ビーや
  ペイジと一緒にやるのが一番である。」

これが、投資で大成功し、世界中を冒険した後につかんだ、
ロジャーズさんの幸せです。

2人の娘は、2013年現在、10歳と5歳。

これから反抗期を迎える娘にロジャーズさんが
どう対処するのかも楽しみなところ。

普通の親のように、頭を抱えることもあるのでしょう。

しかし、ロジャーズさんは本書以外にも、
娘に贈る本を書いています。

  ・『人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉

きっと子どもたちには、ロジャーズさんの考えが伝わるはずです。

  「ハッピーとベイビー・ビーを賢く教養があり、
  聡明で野心に溢れ、辛抱強い人間に育て上げることができたら、
  私はすべてを失っても構わない。それは決して失われることのない
  投資をしたことに、私が彼女たちに残せるお金よりも
  はるかに豊かなポートフォリオを譲り渡したことになるのだから。」

この本から何を活かすか?

  アメリカの回復の兆し

ロジャーズさんは、本書でアメリカの回復の兆しが
2つ見えていると述べています。

1つは、農業。

ロジャーズさんは、農産物価格が2倍~4倍になることを
見込んでいます。

もう1つは、シェールガス、シェールオイル。

技術が進歩して、これらが採掘されるようになれば、
エネルギー資源の上げ相場も終わる可能性があるとの予想です。

つまりは、それまでは上げ相場が続くということ。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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