活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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速読暗記勉強法

速読暗記勉強法速読暗記勉強法
(2013/09/20)
牛山 恭範

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満足度★★★★
付箋数:23

日本実業出版社、細野さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「まずは速読が魔法のようなものだと思っていたら、
  その期待を自分で壊してください。」

本書は、速読の本でありながら、速読に過剰な期待を
しないところからスタートします。

実際に、本書は「速読の本」というよりも、
「総合的な読書スキル」を身に付けるための本と
言った方がいいかもしれません。

  「速読によって、あなたの考える力や、理解する力、
  合格する力や、頭の良さを引き上げるが本書です。
  いままでの速読ではできなかったことを、 “暗記速読” と
   “理解速読” によって、実現する手助けをします。」

本書で牛山恭範さんが解説するのは、2つの読書スキルです。

1つは、読んだ内容を暗記することに重点を置いた「暗記速読」。
もう1つは、読んだ内容を理解することを重視した「理解速読」。

もともと、速読にはたくさんの情報を早く
処理することができても、理解力が失われてしまうという
デメリットがありました。

また、期待して速読を始めるものの、習得も難しいので、
途中で挫折してしまう人も多い技術でした。

これら従来の速読の弱点を、他の読書スキルで補ったものが、
本書で説明される「暗記速読」と「理解速読」なのです。

実際に速読トレーニングでよく見かける、「目の使い方」の説明に
割かれたページは、本書では20ページ程しかありません。

これは、本書の読書スキルが「速読」を使わなくても、
一定の成果を上げることが可能であることを意味します。

「暗記速読」は、「暗記は時間ではなく、回数で決まる」
という考えに基づいています。

速読で、早く読めるので、回数を多くこなすことができます。

そして復習に有効なクラウド型のツールを活用して、
短時間・多回数の復習で、記憶への定着を図ります。

「理解速読」は、「文章の論理構造を把握する」ことを重視し、
それに速読技術を組合せます。

牛山さんは、文章を理解できない原因を7つに分解しました。

  1. そもそもの言葉がわからない
  2. 背景知識が希薄
  3. 文章の細部に気を取られすぎて迷子になる
  4. 読んでいる部分の重要度がわからない
  5. 論理がどのように組まれているかの知識がない
  6. 論理的な文章を読む力がない
  7. 論理の性質に疎い

この内、3~7を解決するのが「理解速度」なのです。

牛山さんは、小論文の受験指導もしていますから、
理解速読には、そのノウハウも組み込まれています。

  「本書は少し変わった速読本です。
  問題解決の手法を使っています。」

牛山さんは、昨日の記事で紹介した大前研一さん
問題解決手法を学んでいるようです。

そのプロブレム・ソルビング・アプローチを使って、
従来の速読の問題点を解決し、「暗記したい」、「理解したい」
という、目的にあった読書スキルを提供してくれます。

この本から何を活かすか?

牛山さんは、自身で開発したクラウド型のノート
構造ノート」を無料で提供しています。

これは文章や資料を、論理構造にそって整理しする
WEB上のメモツールです。

読書メモでも使えるかどうか、試してみようと思います。

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| 読書法・速読術 | 07:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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