活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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リーダーの基本

リーダーの基本リーダーの基本
(2013/09/19)
横山 信治

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満足度★★★
付箋数:21

著者の横山信治さんから献本いただきました。ありがとうございます。

  【設問】
  近い将来「権威や権力がより尊重される」社会が訪れるとすると、
  あなたの意見は次の3つのうちどれでしょうか?

   1. 良いこと
   2. 気にしない
   3. 悪いこと

これは1980年代から世界80以上の国や地域で実施される
「世界価値観調査」の設問の1つです。

社会の運営には、「権威や権力」が尊重されるべきかを
問うものですが、ある1つの国だけが、
他の国と大きく違う傾向を示しました。

フランス、イギリスでは80%前後の人が「良いこと」を選びました。
また、アメリカでも「良いこと」を選んだのは約60%。

しかし、日本で「良いこと」を選んだのは、わずか3.2%。
逆に80.3%の人が「悪いこと」と回答しているそうです。

この調査結果から、日本人が求めるリーダーシップは、
明らかに他の主要国と異なることがわかります。

つまり、欧米発のリーダーシップ論が、
世界中のスタンダードだとしても、それは日本人の特性には
合わない可能性があるということです。

「権威や権力」が国を治め、組織を統率する場合に必要でも、
日本では率いられる側が、それを「悪いこと」と見なしていますから、
少し違う形のリーダーシップを示さなくてはなりません。

横山信治さんは、日本のリーダーに求められる要素は、
「人間力」だと説明します。

それは、横山さんが長年、ビジネスの社会で
成功する多くのリーダーを見てきてわかった特徴です。

  「人を動かす前に、まずは自分を磨け!」

本書が伝えるのは、「人間力」を磨くための35の方法。

ひと言で「人間力」といっても、かなり漠然としているので、
本書ではこれを「観察力」、「コミュニケーション力」、
「行動力」、「部下を育てる力」、「チームをまとめる力」
に分解し、ビジネスの現場でどのように磨くかを解説します。

例えば、あなたが上司から直接自分がやっていない間違いを
指摘されて叱られた場合、次のような対応をしていませんか?

  上司  「先日の資料の数字が間違っていたぞ!
       きちんとチェックしないとだめじゃないか」

  あなた 「すみません。誰が作成たのか確認し、厳しく注意します」

私も過去にこんな対応をしたことがあるような気がしますが、
これでは上司からも部下からも信頼されません。

ミスがあっても部下のせいにせず、
間違いは素直に認めることが、信頼関係につながります。

  上司  「先日の資料の数字が間違っていたぞ!
       きちんとチェックしないとだめじゃないか」

  あなた 「申し訳ございません。以後、十分気をつけます」

  上司  「たぶん君が資料を作ったんじゃないと思うが」

  あなた 「いえ、きちんと見直さなかった私の責任です。すみません」

本書では、このようにかなり具体的な例を挙げて
説明されていますから、リーダーとしてどのような姿勢を
身に付けるべきかがわかります。

これらの基本姿勢は、リーダーになってから修得するのではなく、
もっと早い段階から身につけておくべきものだと思います。

この本から何を活かすか?

部下は、褒めたほうがいいのか、叱ったほうがいいのか?

  「実は、大切なのは常に部下の味方になることで、
  信頼関係が築けていれば、褒めても叱ってもどちらでもいいのです。」

言い方をかると、ケースに応じて、褒めることも、叱ることも
両方できないとダメということ。

具体的な褒め方と叱り方は本書を参考にしたいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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