活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2013年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年10月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

「これからの世界」で働く君たちへ

伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ
(2013/04/26)
山元賢治

商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:23

  「日本では今、英語は道具なのだから通じればいいじゃないか、
  日本人なのだから日本語訛りでいいじゃないかという
   “アジアン英語” “グロービッシュ” がブームです。
  英語な苦手な人の多い日本では、そのような本がたくさん売れる
  傾向にあります。しかし、ダマされないでください。
  それは世界でまったく通用しません。」

元アップルジャパン社長の山元賢治さんは、
大学を出てから30年間、これまでに働いてきた企業すべてが
外資系です。

そのビジネス経験の中で、発音や文法が正しくない
日本人の英語を聞いて、顔色を変えたネイティブを
何度も目にしてきました。

逆にネイティブな発音で話す日本人に対して、
良い意味で表情を変えるネイティブも何度も見てきたそうです。

ネイティブ並みの英語を話すことは、かなりハードルの
高いことですが、ゆっくり話されている時点で、
もはや対等にビジネスはできていません。

英語の発音で判断されるのは、厳然たる事実だと
山元さんは言います。

  「世界においては、英語の発音がその人の器量、
  どういう会社でどういう仕事をしているのか、
  どんな教育を受けてきたのか、どんなことに興味を持っているのか
  といった人格そのものを表すことになりかねません。」

また、日本語で話す場面でも、「英語的発想」で話すことが
ビジネスでは最適だといいます。

それは「SVO(主語+述語+目的語)」を意識した話し方。

メッセージの結論を導くのは、述語である「動詞」。
そして主語は省略せず、「I」で話すことを意識します。

日本語の環境に安住しきっている人にとっては、
いずれも難しいことのように思えますが、
「これから世界で働く人」にとっては、必要なことなのです。

本書は年間5000人の前で話す山元さんの講演や、
主宰する私塾「山元塾」での講義内容の108項目を
書籍用に40項目に再編して紹介したものです。

  Part1 世界を変える「チェンジメーカー」になれ!
  Part2 これからの世界を生き抜く「世界標準の武器」
  Part3 どこでも一生役立つ「サバイバル・スキル」
  Part4 「自分の価値観」に素直に世界を生き抜く
  Part5 これからのビジネスで何より大切なこと
  Part6 世界で戦う前に知っておきたいこと

本書で、紹介されているのは世界で通用する「原理原則」。
グローバルでビジネスをする上では「当たり前」のことです。

しかし、その原理原則は、私たち日本人が考える
当たり前とは、少々違っているようです。

これまで外資系企業での守秘義務があり、
山元さんは、アップルでの裏話を外部の人に
ほとんど語る機会がなかったそうです。

しかし、アップルを辞めて3年以上経ったため、
本書では、はじめて明かされる話も披露されています。

基本的に若い世代向けに書かれた本ですが、
上の世代の人が読んでも、参考にすべき点が多くある本です。

この本から何を活かすか?

  「The only constant is change」

  「Make a decision in a second」

  「Your time is limited, so don't waste it
  living someone else's life」

さすがに、本書では英語の刺さるフレーズが、
いくつも紹介されていました。

ちなみに、3番目はスティーブ・ジョブズさんの名言で、
「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きて
無駄に過ごしてはいけない」という意味です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


このエントリーをはてなブックマークに追加

| 仕事論 | 06:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |