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ディズニー、NTTで実践した 「感動とリピート」のマーケティング

ディズニー、NTTで実践した 「感動とリピート」のマーケティング
(2013/08/01)
渡邊 喜一郎

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満足度★★★
付箋数:19

  「ディズニーの代名詞は、サービスやホスピタリティ
  といったものですが、実は “マーケティング” こそ、
  ディズニーの真骨頂ではないかと私は思っています。
  東京ディズニーリゾートには “マーケティング” のエッセンスが
  凝縮されているといっても過言ではありません。」

本書の著者、渡邊喜一郎さんは東京ディズニーランドの運営会社
であるオリエンタルランドへ1981年に新卒2期生として
入社して以来、マーケティングを担当しました。

オリエンタルランドに10年間勤めた後、
日産、NTT、トミー、ユニバーサルスタジオなど、
いずれもマーケティング畑で活躍した方です。

本書のタイトルには、ディズニーとNTTの2社しか
挙がっていませんが、マーケティング事例としては、
渡邊さんが他に勤めた会社での事例も数多く紹介されています。

本書は「感動とリピート」をキーワードにしたマーケティング本。

  Chapter1 発想しよう!
        人がいちばん笑顔になるのは「アニバーサリー」
  Chapter2 特化しよう!
        「今ある技術×新しいフィールド」で独自化する
  Chapter3 浸透させよう!
        「○○ならココだよね」のオンリーワン感
  Chapter4 リピートしてもらおう!
        あきられない「感動」を目指して
  Epilogue ビジネスで忘れてはいけない2つのこと

ところで、「マーケティング」は、ビジネスで当たり前に
使う言葉となっていますが、本当のところは、
一体何を意味するのでしょうか?

マーケティングについて、なんとなく分かっていても、
その業務が多岐にわたるので、意外と定義するのが
難しいかもしれません。

一般的に言うと、消費者、顧客にモノやサービスを買ってもらう、
あるいは受け入れてもらうための仕組みづくり。

しかし、これではちょっと面白くありませんから、
渡邊さんは、次のように表現しています。

  「マーケティングは1本のわらをバラの花束に変えること、
  私はそう思っています。
  市場調査を行って商品やサービスを開発。
  さらに、広告宣伝を通じて販売の促進を図る。
  一連のマーケティング活動は、素材としてのわらを、
  人々に笑顔と感動をもたらすバラの花束にしていく
  仕組みづくりといえます。」

本書では、渡邊さんがディズニーで学んだマーケティング手法を、
転職した先の会社で応用した例が紹介されていますから、
同様に本書の手法を、読者が自分のビジネスで使う場合も
どう転用すれば良いのか、イメージがつきやすいと思います。

昨日の記事で紹介した北岡秀紀さんの
96%の人がやっていない 稼ぐ人の常識破りの仕事術』にも、
「パクるなら全く違う業界から」と書かれていましたから、
マーケティングに限らず、ビジネスノウハウを
他の業種で応用した方が、より効果を発揮するのだと思います。

本書は東京ディズニーランド開園当時の
苦労したエピソードも紹介されているので、
「あのディズニーでも、そんな時代があったんだな」と
親近感をもって読むことができますね。

この本から何を活かすか?

  「子どもが笑えば5000円、孫が笑えば1万円」

これは渡邊さんが、東京ディズニーランド時代に
よく口にした鉄則のようです。

少子化が進む日本では、3世代を意識したマーケティングが
より効果を発揮するのでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| マーケティング・営業 | 06:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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