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ビシッと言っても部下がついてくるできる上司の叱り方

ビシッと言っても部下がついてくるできる上司の叱り方ビシッと言っても部下がついてくるできる上司の叱り方
(2013/09/07)
嶋田 有孝

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満足度★★★
付箋数:20

著者の嶋田有孝さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

部下を「叱る」ことが苦手な管理職が増えています。

  「人間関係が壊れてしまいそうで怖くて叱れない」
  「自分でもできないことを棚に上げて叱れない」
  「どう叱ったらよいか、その方法やフォローの仕方がわからない」

これらの叱れない理由が上がるのもごもっとも。

なぜなら、私たちは今まで、「叱り方」を体系的に
学ぶチャンスがなかったからです。

ほとんどの人は、職場や家庭、学校で叱られた
自分の経験をもとに部下を叱ります。

更に今の管理職の中には、自分自身も叱られた経験が少なく、
手本がないから、叱り方がわからないという人もいるようです。

本書は、そんな上司のための「叱り方の教科書」。

  序章 言わなければならないことをビシッと言うのが、上司の仕事
     ~叱ることの本質を知ろう
  第1章 ビシッと言うには技術がいる
     ~技術があれば、叱る勇気が湧く
  第2章 言い訳する部下、反抗する部下、逃げる部下をどう叱るか
     ~部下の心情に配慮した叱り方
  第3章 何のために叱るか、それは組織と部下の成長のためである
     ~求められる上司の姿勢
  終章 叱っても愛される上司になる
     ~効果的な叱り方

日経サービス社長の嶋田有孝さんも、管理職になった当初は、
叱り方について、ずいぶん悩んだそうです。

そして20年以上の管理職経験の中で、試行錯誤を重ねて
辿り着いたのが、本書にまとめた「正しい叱り方」。

管理職が部下を正しく叱るためには、
次の3つの壁を乗り越えなければなりません。

1つ目は、叱ることの本質を知ること。

「叱る」ことも「褒める」ことも本質は一緒で、
部下や組織を成長させるための行為なのです。

2つ目は、叱る勇気を持つこと。

時には自分のことを棚に上げて叱らなければなりません。
役割と責任を自覚して、愛情を持って部下をしかるのです。

3つ目は、正しい叱り方のポイントを学ぶこと。

やはり叱るからには、相手に伝わる叱り方でなければなりません。

そのためには、叱られる側の心理を理解して、
何をどうしたら良いのかわかるように、
的確な叱り方をする必要があります。

「ミスを憎んで、部下を憎まず」とは言いますが、
では具体的にどうしたら、相手を否定しない叱り方ができるのか?

  叱るときには、YOUメッセージを使わない。
  YOU(君)を主語にせずに、行為を主語にして叱る。

「君はまた遅刻したのか!」ではなく、「遅刻の原因は何だ」
という叱り方をすると、客観的に部下にも伝わるようです。

自分が上司になってしまうと、叱り方を学ぶ機会も
あまりありません。

叱り方に自信のない人は、本書で体系的に学ぶことが、
ビシッと言っても部下がついてくる上司になる近道です。

この本から何を活かすか?

  失敗の報告は叱るな

  「悪い報告は、ただでさえしづらいものです。
  部下は、勇気を持って、報告してくれたのです。
  まず正直に報告してくれたことに対して、感謝しなければなりません。
  ここでガツンと叱るようでは、悪い報告をするのを皆が怖がって、
  失敗を隠して報告しなくなる恐れがあるからです。」

ここは上司としての忍耐力が問われるところ。

個人的には、部下が上司を信頼するようになるのは、
失敗を報告した時の上司の対応の仕方だと思っています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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