活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ビジネス・フレームワーク

ビジネス・フレームワーク (日経文庫ビジュアル)ビジネス・フレームワーク (日経文庫ビジュアル)
(2013/08/09)
堀 公俊

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満足度★★★
付箋数:20

日本経済新聞出版社、堀内さんから献本いただきました。
ありがとうございます。 

ビジネスを考える上での思考ツール、「フレームワーク」。

フレームワークを使って考えると、必要な視点が網羅されて、
状況を俯瞰できるので、合理的な判断が下せます。

しかし、問題解決や意思決定を助けるツールである
フレームワークにも落とし穴があります。

それは、使えるフレームワークが少ないと、
誤ったフレームワークで考えてしまう可能性があること。

知っているフレームワークに囚われてしまって、
逆に思考が狭められてしまうことさえあります。

この落とし穴にはまらないために必要なのが、
適切なフレームワークを選ぶためのレファレンスブックです。

  「本書は、ビジネスでよく使うフレームワークを69項目にわたり
  200種類あまり紹介したハンドブックです。
  ビジネスのエッセンスがコンパクトに凝縮されており、
  常にカバンに入れて持ち歩くことをイメージしてつくりました。」

  第Ⅰ章 戦略立案のフレームワーク(13種)
  第Ⅱ章 マーケティングのフレームワーク(10種)
  第Ⅲ章 問題解決のフレームワーク(13種)
  第Ⅳ章 マネジメントのフレームワーク(17種)
  第Ⅴ章 組織開発のフレームワーク(16種)

著者はファシリテーション関係の著作で有名な堀公俊さん。

本書では1つのフレームワークに対して、
見開き2ページでコンパクトに解説します。

左ペ―ジでは、「基本のカタチ」と「応用のヒント」を解説。
右ページには、図解と利用例が掲載されています。

本書は、「どのフレームワークを用いるか」を決めるために、
辞書のように使うのがベストです。

そして、本書の秀逸な点が、フレームワーク同士の
横のつながりが明示されていることです。

例えば、「SWOT分析」を行ったとします。

分析の視点が広すぎて、具体的な戦略まで
落とし込めなかった場合や、もう一歩踏み込んで
分析したいときに本書は役立ちます。

  「(SWOT分析を)もう少し細かく分析したい方は、
  内部資源にはVRIO(→P20)や7S(→P18)、外部環境にはPEST
  (→P14)や5F(→P22)を併用するようにします。
  その時も、意外な組み合わせの中に新しい戦略のヒントが
  隠されています。」

また、SCAMPER(オズボーンのチェックリスト)を使って、
シックリこない場合には、本書には次のように解説があります。

  「SCAMPERと同じような発想の切り口としては、
  加減乗除(→P68)、ECRS(→P102)、ファンタジアの法則、
  6つの帽子、トンプソン37の変換要素など数多くあります。
  たくさん覚えるよりも、自分に合ったものを使いこなす
  ことのほうが重要なのは、他のフレームワークと同じです。」

このようにフレームワーク同士の関連が記されてるので、
いくつかのフレームワークを組合せて使う場面でも、
本書は活躍すると思います。

この本から何を活かすか?

本書で紹介されているフレームワーク69種の内訳を
自分の利用状況に照らし合わせてカウントしてみました。

1.使いこなしているフレームワーク:5種
2.使ったことがあるフレームワーク:6種
3.知っていたが使ったことのないフレームワーク:44種
4.知らなかったフレームワーク:14種

分野での偏りをなくすためにも、
私はもう少し使えるフレームワークを増やしたいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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