活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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必ず伝わるプレゼンの極意

必ず伝わるプレゼンの極意 PowerPoint力+コミュ力をアップする (アスキー新書)必ず伝わるプレゼンの極意 PowerPoint力+コミュ力をアップする (アスキー新書)
(2013/04/10)
枚田香

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満足度★★
付箋数:6

久しぶりにタイトル買いして、失敗したなと思った本。

内容が決して悪いわけではありませんし、
きちんと中身を見て買えば、こんな失敗はありません。

本書はプレゼンテーションの入門書と言うより、
「Microsoft PowerPoint」の入門書でした。

確かによく見ると、本書のサブタイトルには
「PowerPoint力+コミュ力をアップする」とは書いてあります。

しかし、新書スタイルで、ここまでがっちりした
PowerPointマニュアルだとは予想できませんでした。

  「本来のプレゼンは、提案することにYesと言ってもらうことが
  目的で、話をするあなた自身が主役なのです。
  PowerPointはあくまでもプレゼンを手助けする
  ツールに過ぎないのです。」

本書の「はじめに」に、このように書かれていましたが、
PowerPointの使い方以外のことが説明されていたのは、
全体9章の内、わずかに1つの章のみ。

ページにすると約20ページのみでした。

何と言っても、冒頭、「PowerPointのここが便利」といった
パワポでできることの解説からスタートします。

そして、インデントをつけて箇条書きに番号や記号を
つけるところで8ページを使います。

更には、オートシェイプで作った図形に文字を入れる
操作方法など、かなり基礎的なことまで解説。

スライドマスターの設定方法や、スライドショーなど
PowerPoint特有の機能の説明にページを割くのはわかりますが、
ExcelやWordと共通の機能についても解説されているので、
パワポ初心者でも、「さすがにそれは知ってるよ」と
感じる部分も多いのではないでしょうか。

本書は、ExcelやWordもあまり使えないうちに、
初めてPowerPointでプレゼン資料作りを命じられた
新社会人を想定して書かれているのかもしれません。

そういう目的で読むなら、本書は良い本と言えます。

  「効果的なプレゼンをするための心理学的ノウハウも解説」

という謳い文句の部分は、色やレイアウトの心理的効果を
説明する箇所があったので、その部分を指しているのでしょう。

それ以外で、心理学的ノウハウが紹介されていたのは、
「YESと言わせる話術」のパートです。

「段階的要請法」、「譲歩的要請法」、「承諾先取り法」の
3つの話術が紹介されていました。

しかし、この説得の話術は著者の枚田香さんも

  「プレゼンの場で直接使う機会はないかもしれません」

と書いている通り、あまりプレゼン向けの内容ではありません。

この本から何を活かすか?

今回は個人的に当てが外れた感じがしたので、
過去に紹介したプレゼン関係の本の中から、
カテゴリ別にオススメ本をまとめてみました。

<プレゼン初・中級者向け>
  ・小室淑恵の即効プレゼン術
  ・プロの資料作成力
  ・そこそこいいプレゼンをするために

<プレゼン上級者向け>
  ・プレゼンテーション Zen
  ・スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
  ・シンプルプレゼン

<メッセージのまとめ方>
  ・キャッチコピー力の基本
  ・一瞬で大切なことを伝える技術

<図解の仕方>
  ・頭がよくなる「図解思考」の技術
  ・パワポで極めるフレームワーク

<グラフのつくり方>
  ・グラフで9割だまされる

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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