活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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金持ちになる人の財布、貧乏になる人の財布

金持ちになる人の財布、貧乏になる人の財布金持ちになる人の財布、貧乏になる人の財布
(2012/12/11)
羽根田 修

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満足度★★★
付箋数:18

財布の本ではなく、片付けの本。

お金を貯めるには、節約することが必要ですが、
節約の前に、まず「片づけ」をしましょうというのが、
本書のコンセプト。

著者の羽根田修さんは、2つの顔を持ちます。

1つ目の顔は、工場のコスト削減コンサルタント。

これが羽根田さんの本職で、多くの工場を見てきた結果、
儲かる工場は、片づけを重視していることがわかりました。

工場では、「片付け=整理整頓」こそがコスト削減の要です。

もう1つの羽根田さんの顔は、アパートの大家さん。

羽根田さんは、投資のためにアパート経営をしているので、
大家さんとして何世帯もの部屋を見ています。

たくさんの住人の部屋を見て気づいたのは、
家賃滞納者ほど、部屋が汚く、片づけができていないということ。

この2つのことから、お金を貯めるためには、
片づけが必須であると考え、羽根田さん自身も
「片づけ → 節約 → 貯金」のサイクルを
ぐるぐる回して、資産を増やしているそうです。

羽根田さんが本書で片づけを指導するのが3つの場所です。

まず最初に片づける場所が「財布」の中。

財布から手を付ける理由は、財布はお金の家であり、
片づけやすく、中身をチェックする習慣を身につけて欲しいから。

本当はしっかりと家計簿をつけて、
お金の使い道や残高を確認したいところですが、
ハードルが高いと感じる人も多いので、
最初の一歩として、財布の中身を整理することから始めます。

次に片づけるのは、「机」の上。

机を片づける理由は、部屋片づけのスタートであり、
家計簿をつける場所であり、夢を実現させる作業場所だから。

そもそも机を持っていないという人もいると思いますが、
羽根田さんは、長時間集中できる環境をつくるためにも、
机を持つことを強く推奨しています。

最後に片づけるのは、「部屋」。

判断基準を持って、不要なものを捨てることで、
本当に必要なものだけを残します。

何を残して、何を捨てるかに関しては、
持ち物の99%を処分して、1%を残したという
高城剛さんの本「LIFE PACKING(ライフパッキング)」が
参考になるかもしれませんね。

個人的には、羽根田さんの「片づけから始める」という
コンセプトには賛成です。

ただし、これはあくまで、今までお金を貯めることに
無頓着であったり、なかなかできなかった人が、
ハードルを下げて始めるための話し。

実際にお金を貯めていくには、
羽根田さんも不動産投資をしているように、
「片づけ → 節約 → 貯金」のサイクルの後に、
「投資」を加えて、
「片づけ → 節約 → 貯金 → 投資」のサイクルで
回す必要があります。

この本から何を活かすか?

家計簿だけでは片手落ち。

節約系の本では、家計簿をつけることの重要性が説かれます。

私も家計簿は必須だと思います。

しかし、企業では損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)が
必要なように、家計でもこの両方を押さえるべきだと思います。

家計でフローを把握するために、PLとキャッシュフロー計算書を
分ける必要はありませんが、ストック(BS)は記録したいところ。

家計簿はPLに当たるので、それとは別にBSも必要。

また、ダイエットで体重の推移を記録して、
だんだん減っていくことが、モチベーションになるように、
資産が毎月増える(または負債が減る)様子を記録すると、
それが資産形成への大きなモチベーションにもなります。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| マネー一般 | 06:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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