活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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家を買いたくなったら読む本

人気のマネー誌ZAiが作った家を買いたくなったら読む本人気のマネー誌ZAiが作った家を買いたくなったら読む本
(2012/12/14)
小迎 裕美子、ダイヤモンド・ザイ編集部 他

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満足度:評価せず
付箋数:15

ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)で実績のある
「さくら事務所」さんから献本いただきました。

本書は、家を買うかどうか、買うとしたらどんな家が良のかと悩む、
人気イラストレーターの小迎裕美子さんの疑問に、
さくら事務所の創業者、不動産コンサルタントの長嶋修さんが
中立的な立場から答える本です。

各章の冒頭には、悩める小迎さん自身が主人公となった
8ページ程度のマンガが掲載され、本文はマネー誌「ZAi」のように
イラストや図解が多く取り入れられ、
家を購入するときのポイントが解説されています。

小迎さんが、いかにも小市民の代表のようなキャラクターで素敵。

本書は「家を買いたくなったら読む本」というタイトルにも関わらず、
そもそも「あなたは家を買っていいのか?」というところから、
話が始まります。

賃貸派、持ち家派のメリット・デメリットを客観的に評価。

家は購入すべきという前提で話が進まず、
すでに家が欲しくなって人にも、本当にどうすべきか、
判断できる材料を与えているところが、信頼できます。

実際のところ、賃貸と持ち家、どちらにメリットがあるのかは、
その人のライフスタイルや条件によって変わってきますから、
一概にどちらが良いとは言い切れません。

「家賃はドブに捨てるようなものだから、買ってしまった方が
いいですよ」という不動産屋さんの売り文句に、
安易に乗ってしまわず、冷静に判断することが必要です。

それでも、家を購入したいという人に、
本書ではマイホームを選ぶ際の3つの新基準を示します。

  1. 価値が落ちない、落ちにくい
     価値の落ちない家の代表ケースは立地のよいところ
  2. お金がかからない
     メンテナンスコストこそは見えない金食い虫
  3. 長持ちする
     長持ちする家の代名詞が「長期優良住宅」制度

そして、新築物件、中古物件それぞれの買い方・選び方以外にも、
ダメな不動産屋さんの見分け方、エリアの選定方法から、
気になるお金やローンのことまでわかりやすく解説します。

特に私の目を引いたのは、購入する土地のエリア選定について。

東日本大震災以降、土地選びはますます重要になっています。

本書では、住みたいエリアの危険度を
国土交通省の「ハザードマップ」でチェックすることを推奨。

更にグーグルアース内のラムゼイ歴史地図を使って、
古地図を現在の地図に重ねあわせ、土地の履歴を見ることで、
危険度を想定することを勧めています。

住宅を購入して、一生その土地に住むことを考えていたり、
何十年もの住宅ローンを組む場合は、
本書の勧める危険度のチェックは必須です。

本書は、表紙に「都心にこだわって家を探す人のために
超真剣に作った本」と書かれていますが、
特に都心に限定して書かれていませんから、
それ以外の地域の人が読んでも参考になります。

と言うより、一生に一度の大きな買い物をするなら、
最低限、本書のようなホームインスペクション会社が
監修した本に目を通しておくべきだと思います。

この本から何を活かすか?

幸か不幸か、私は今現在、田舎で妻の親の家に
二世帯で住んでいるので、家を買う予定はありません。

本書には中古物件を購入する際の、
建物や設備の不具合をチェックするポイントが、
掲載されていました。

私の住んでいる家も、古くなってきたので、
これらの項目をチェックして、
修繕すべき箇所がないかを確認してみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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