活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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解決する力

解決する力 (PHPビジネス新書)解決する力 (PHPビジネス新書)
(2012/11/21)
猪瀬直樹

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満足度★★★
付箋数:20

猪瀬直樹さんのヒット作「決断する力」に続く、シリーズ第2弾。

猪瀬さんが東京都の副知事時代に、
日々、何をどのように考え、問題解決してきたかを
リアルに伝えるコラム集。

週刊文春、一個人、日経BPネット、歴史人、中央公論、THE21
などに掲載したコラムをテーマ別にまとめています。

  プロローグ 石原・橋下「倒幕シナリオ」
  Ⅰ 東京電力との闘い
  Ⅱ 電力不足を救う
  Ⅲ 尖閣諸島購入問題
  Ⅳ オリンピックとスポーツの力
  Ⅴ 災後社会のネットワーク
  Ⅵ 東京のパワー
  エピローグ “平常心”の保ち方

これから東京都知事として、活躍することが期待される
猪瀬さんの物事に対する考え方や、行動力がよくわかります。

個人的には、猪瀬さんとアップルのCEOティム・クックさんの
イメージが重なります。

アップルは、スティーブ・ジョブズさんという
稀代のカリスマを失った後も、大方の予想に反して、
実務派のクックさんが、安定した成長を実現ました。

同じように東京都も石原慎太郎さんというカリスマが退いた後、
ツイッターを駆使するコミュニケーション能力の高い猪瀬さんが、
今まで以上に都政改革を推進しするのではないかと期待しています。

本書で猪瀬さんの東京電力との攻防や、
震災時のツイッターの活用などを見ていると
石原さんとは、違うタイプの都知事であることがよくわかります。

また、63歳でジョギングを始め、65歳でフルマラソンに
出場してしまう、猪瀬さんのバイタリティには脱帽。

ジョギングでも、iPhoneアプリを活用しているのは流石です。

さて、本書ですが、さすがに作家だけあって、
都のマネジメントの現場の臨場感が伝わり、
1つ1つのコラムの質は高いと思います。

しかし、いろいろな雑誌に掲載したコラムを
寄せ集めいているので、一冊を通したメッセージに欠けています。

1+1が2や3にならず、1.5にしかなっていない印象。

個々のコラムが面白いだけに、非常にもったいない感じがします。

ページ数が足りなかったのかもしれませんが、
メインの「一個人」に連載されたコラムだけを
まとめた方が、重複もなく、統一感もあり、
本の出来としては良くなったと思います。

「まえがき」こそ本書のために書き下ろしていますが、
プロローグもエピローグも、それぞれ別の雑誌に掲載された
コラムの転載というのは、いただけません。

この本から何を活かすか?

2012年10月21日、東京・千代田区のベルサール秋葉原で、
知的書評合戦 ビブリオバトル首都決戦2012」が開催されました。

本書には、猪瀬さんが特任教授を務める東工大で
学生を募って、ビブリオバトルに出場をしたエピソードが
紹介されていました。

私は、ビブリオバトルなるイベントがあることを
本書で初めて知りました。

ビブリオバトルとは、本を紹介するコミュニケーションゲーム。

ビブリオとはラテン語で、書物のこと。

ビブリオバトルは、制限時間5分間で、
自分の読んだ本のプレゼンを弁論のように行い、
「どの本が一番読みたくなったか?」を投票して決めるゲームです。

小説とかビジネス書といった分野を超えて、
戦いが繰り広げられるのが面白そうですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 06:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2013謹賀新年

あけましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりました。

年明けの記事は、猪瀬直樹さんの
「解決する力」からスタートします。

本年も、よろしくお願いします。

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