活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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やせる!

やせる! (光文社新書)やせる! (光文社新書)
(2012/10/17)
勝間 和代

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満足度★★★
付箋数:17

  「(TV番組の企画で)知名度のある小太りのアラフォー女性を
  探しているのですが、勝間さん、出演していただけませんか」

  「あんなに自転車に乗っているのに、なんであの体型なの?」

  「“きちんとやせる” 前の私の風貌は、
  いかにも40代のおばさんで、仕事用のスーツを着ると、
  これからPTAの会合に行く人に見えたそうです。」

  「(親友の広瀬香美さんによると)太っていた頃は一緒に並んでも、
  “隣におばさんがいるなあ” という感じだったそうです。」

本書の勝間和代さんの自虐ネタは冴えています。

過去の勝間さんを自虐するより、現在の勝間さんを自虐した方が、
もっとウケると思いますが、
個人的にはこの路線に磨きをかけて欲しいですね。

さて、本書は勝間さんのように、デブとまでは言われない、
少し小太りの人が、健康的に痩せるためのダイエット本です。

  「実は、正攻法が一番の近道で、しかも、安あがりで効果的」

勝間さんが、ダイエットに本格的に取り組む
キッカケとなったのは、テレビ番組「金スマ」の中で、
美木良介さんの「ロングブレスダイエット」でやせるという
企画に参加したことでした。

この番組のプロデューサーが、知名度のある小太りのアラフォー
として勝間さんに声をかけたそうです。

また、勝間さんはこの企画に参加すると同時に、
数えられないくらいのダイエット本を読んで、
仮説と検証を重ねながら、ダイエットを実行しました。

その結果わかったのが、簡単お手軽でキャッチーな方法ではなく、
食生活を改善して、地道に運動を続ける正攻法が、
ダイエットに一番効果があるということでした。

  「ごくごく簡単な “王道” がなぜ広まっていないのか、
  不思議でたまりませんでした。そこで、メディア関係者に
  その理由を聞いて回ったところ、それは、
  地味すぎて、メディア価値がない
  というのが一番の理由であることに気づきました。」

そこで、「正攻法で安あがりな」ダイエット方法に、
メディア価値を出すために、
勝間さんは、次の2つのアレンジを加えました。

1つ目は、「食生活改善」と「継続的運動」の2本の柱に、
もう1本の柱を加えること。

その柱とは、「時間管理」です。

「食生活改善」にしても「継続的運動」にしても、
結局それを実行する時間がなければ効果が出ません。

そこで、勝間さんの得意分野である「時間管理」を
3本目の柱に加えて、他のダイエット本と差別化しているのです。

2つ目は、グッズの大量投入です。

勝間さんは過去の著作でも、ことあるごとに自分が使用している
機器やアイテムを紹介していますが、
本書でもその路線を踏襲しています。

発芽玄米機、だしポット、みそ汁上手、電気圧力鍋、
スチームコンベクションオーブン、スロークッカー、
歩数計、Withings、腹筋マシン、振動エクササイザー・・・・

本書でもお気に入りグッズについては、
写真付きで紹介されています。

ここまでくると、ちっとも「安あがり」ではありませんが、
やはり勝間さんの本に、グッズ紹介は欠かせません。

本書は、ダイエットしたいと思っていながらも、
なかなか時間が作れない人に、グッズを買うことなどで、
後押しをするタイプの本だと思います。

この本から何を活かすか?

本書のページをめくると、ダイエット前の勝間さんと、
ダイエット後の勝間さんの比較写真が掲載されています。

ダイエット前は、2007年の写真で、
ダイエット後は、2012年の写真です。

勝間さんの説明によると、2007年頃から2010年頃までは
それほど太ってはいなく、カツマブームが去った2011年に
体重はピークに達していたそうです。

であるなら、比較写真もダイエット前は、
2011年ピーク時のものを使用すべきでしょう。

2007年と2012年の比較では、痩せた効果も微妙ですし、
それに「加齢」という要素も加わり、
何か写真に別の目的があるように感じてしまいます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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