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それでもあきらめない ハーバードが私に教えてくれたこと

それでもあきらめない ハーバードが私に教えてくれたことそれでもあきらめない ハーバードが私に教えてくれたこと
(2012/09/07)
林 英恵

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満足度★★★
付箋数:23

早稲田大学卒業後、就職活動で連敗が続き、
非常にみじめな思いをしていた林英恵さん。

世の中から、まったく必要とされていないと落ち込む中、
27歳のときに、3度目の受験で念願のハーバード大学大学院に合格。

「ハーバードに行けば、きっと違う自分になれる」という
期待を胸に、林さんはハーバードに入学します。

そこで、林さんが出会った人たちは、みなキラキラ輝いて見えました。

なぜ、ハーバードに通う人たちは、誰もが自分の夢に真っ直ぐで、
キラキラか輝いているのか?

林さんは、ハーバードを志してから修士課程を修了するまでの
12年間で、数多くのクラスメートや卒業生から話を聞きました。

なぜ、ハーバードに来たのか?

この問いに関しては、予想外の答えが返ってきました。

  「何となく」

理路整然とした、ハーバードの志望動機が返ってくると
思っていた林さんは呆気にとられます。

多くの人が、自分の直感に従って、
ハーバードに入学してきたという事実に。

では、ハーバードで輝いている人たちの共通点は、一体何なのか?

林さんは、100人以上の人に話を聞き、履歴書を見せてもらったり、
ときには家庭訪問をしながら、彼らの共通点を探しました。

  「わかったことは、シンプルだった。
  “簡単にあきらめない” 本当に、ただそれだけだった。
  この本は、ハーバードで出会った “あきらめない” 人たちとの
  交流から、私自身が学んだことをまとめたものである。」

本書は、悩み苦しみながらハーバードに通い、
“あきらめない” 人たちから良い影響を受けた、
林さんの成長の記録です。

教授や先輩、クラスメートなど周りの人のアドバイスに耳を傾け、
自分と向き合いながら、少しずつ変わっていく林さん。

飾らず、誇張しない林さんの語り口には好感が持てます。

実は、林さんはハーバードに入る前に、
ボストン大学大学院に合格していました。

ボストン大に入学・修了後は、ユニセフのインド事務所を経て、
米マッキャンヘルスコミュニケーションズに入社。

林さんのハーバード入学前の経歴を見て、
人によっては、なんだかんだ言ってエリートコースに
乗っていると思い人もいるかもしれません。

しかし、林さんには、まったく自慢や驕りがありませんし、
常に壁にぶつかり、このままではダメだと悩みもがいていますから、
読んでみるとスムーズに感情移入できます。

そして、多くの人にかけられる言葉や交流を通して、
林さんと一緒に成長しているような充実感を味わえます。

実際に林さんが選んだ道は、会社を辞めてハーバードに
通うのではなく、会社を辞めずに「二足のわらじ」を履き、
仕事と学業を両立させることでしたから、
相当ハードだったと思います。

それでも、本書から伝わってくるのは、辛さではなく、
謙虚になることの大切さや、感謝の気持です。

本書はハーバードの素晴らしさから学ぶというよりは、
林さんの心の変化や成長から、多くを学べる本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「最前線のリーダーシップ」

林さんは、リーダーシップの授業は、
ロナルド・ハイフェッツ教授から教わったそうです。

その時の教科書が、「最前線のリーダーシップ」。

この本は、竹中平蔵さんも絶賛していた名著です。

私も読んでから3年以上経ちますが、内容は鮮明に憶えています。
読んでいない方には、是非、オススメしたい一冊です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 心に効く本 | 06:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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