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「魚の釣り方」は自分で考えろ

「魚の釣り方」は自分で考えろ「魚の釣り方」は自分で考えろ
(2012/09/21)
泉 忠司

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満足度★★★
付箋数:18

  「“空腹の人に魚を与えても、一時的にしのげるだけで、
  根本的な解決にはならない。いつでも自分の力で
  魚を手に入れられるように、魚の釣り方を教えるのが正しい”
  おなじみの説話です。
  確かになるほどと思わされますが、今の時代にあっては、
  “魚の釣り方を教える” ことも、
  僕には間違いのように思えてなりません。」

なぜ、魚の釣り方だけではダメなのか?

それは、従来の方法や一度覚えた方法が、
いつまでも通用する時代ではなくなったからです。

魚の釣り方を教えても、その方法では
すぐに魚が釣れなくなる可能性があります。

ですから、著者の泉忠司さんが本書で教えるのは、
魚の釣り方ではなく、魚の釣り方自体を自分で考えだす方法。

本書では「自分のアタマで考える力」を磨きます。

その力があれば、どんなに時代が変わろうとも、
その時代にあった魚の釣り方を考えだすことができるのです。

泉さんは、英語の教育理論で「本物のドラゴン桜」と呼ばれる方。

学生時代には、独自の勉強方法で偏差値30から、
半年で全国模試1位になりました。

また、専門の英語意外でも、処女小説「クロスロード」が
100万部のベストセラーになり、他にも俳優、脚本家、
プロデューサーなどいくつもの分野で成功を収めています。

そして、新しいアイディアを次々と出すことから、
「クロスメディア時代の寵児」とも呼ばれているそうです。

本書は、その泉さんが長年考えて体系化した、
「自分で考える」ための理論と実践の教科書です。

教科書と言っても、まったく硬くはありません。

200ページ弱で読みやすい文体で書かれた、
中経出版の本らしいライト感覚のビジネス書です。

  Chapter1. 「魚の釣り方を自分で考える」ための
        基礎体力を身につけよう
  Chapter2. 「魚の釣り方」を自分で考えるための習慣
  Chapter3. 「魚の釣り方を自分で考える」トレーニング
  Chapter4. 「魚の釣り方を自分で考える」ための問題演習

  「“新しい魚の釣り方” の種は、空から降ってくるものではなく、
  “記憶” の中にあって、そこから拾い上げてくるものです。」

大切なのは、自分の中への「記憶の蓄積」と
それを「アウトプットする習慣」です。

泉さんは「記憶の蓄積」のために、
自分に馴染みのない分野にも手当たり次第触れ、
物事を多面的にとらえる視点を身につけるよう勧めています。

本書で紹介されれていることの多くは、
ビジネス書では、よく見かける内容ですが、
それを見せ方をうまく変えて、わかりやすく説明するところが、
泉さんの才能なのでしょう。

また、理論と方法論を説明した後、
きっちり問題演習で力をつけようとするところは、
さすがに講師が本職の方といった感じがします。

この本から何を活かすか?

  「既存のものの配列を変えると斬新になる」

これは泉さん著の大学受験参考書
歌って覚える 英文法完全制覇」で実践されていることです。

既存の英文法の参考書とは配列を変え、品詞や形ではなく、
役割ごとに文法項目をまとめ解説しているそうです。

数学で言うと、学年別に項目を分けて勉強するのではなく、
中高一貫校のように体系数学で学ぶような感じでしょうか。

既存のものの配列を変える。
これでいいアイディア出ないか、試してみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 06:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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