活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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プロ法律家のビジネス成功術

プロ法律家のビジネス成功術 (PHPビジネス新書)プロ法律家のビジネス成功術 (PHPビジネス新書)
(2012/08/18)
金森 重樹

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満足度★★★★
付箋数:23

  「自伝『お金の味』の読者から、25歳のフリーターで
  1.2億円の借金を負って、どうやってそのお金を返したのかという
  問い合わせを多数いただいたので、お答えします。
  行政書士で稼ぎました。この3600日ほどの間、
  いかにして行政書士業を展開してきたかをまとめてみました。」

金森重樹さんの、行政書士業についてまとめた本は、
2004年に刊行された「超・営業法」がありますが、本書はその続編。

ただし、いずれも本当の意味の行政書士本ではなく、
中身はマーケティング本です。

金森さんが、行政書士の資格を持っていることに偽りはありませんが、
儲けの源泉はマーケティングのノウハウです。

実務家の金森さんが、あえて行政書士という肩書を語るのは、
「行政書士なのに儲けている」という世間の一般常識に反する
刺激的な情報を与え、注目を集めたいからでしょう。

きっと金森さんのマーケティング能力を持ってすれば、
どんな士業でビジネスをしても、市場の歪みや偏りを見つけて、
同じように成功していることと思います。

  PART1  成功への心構えとメカニズム
  PART2  「資格」だけで食えるほど甘くない
  PART3  「お金・情報・金」が集中するビジネス戦略
  PART4  ベンリで効果的な集客方法
  PART5  価値の再定義でさらに大きく稼ぐ

本書では一番最初に、「お金を捨てる勇気を持つ」ことの大切さが
語られています。

これはリスクを取ることの重要性を説いたもので、
過去の著書でも「札束に火をつけて燃やせ」と
何度も繰り返し語られています。

しかし、これを読んで闇雲に広告費を投入するだけでは、
ビジネスとして成り立ちません。

「札束に火をつけて燃やす」裏には、緻密な計算が必要なのです。

「理詰め」で計算し尽くすことと、「札束に火をつけて燃やす」のは、
ビジネスで成功するための両輪。

どちらが欠けても、ビジネスからの撤退を余儀なくされます。

理詰めで計算出来ない人が、その気になって
広告費を湯水のように使ってもバカを見るだけです。

  「数千万円程度は平気な顔をして、どぶに捨てるリスクを取る
  必要があります。誰も成功を保証しない自己責任原則の中で、
  ごくごくシンプルなルールを守る度胸がある人間は
  実際はほとんどいないから、僕のノウハウを100%オープンにしても
  どうということはありません。模倣してください。どうぞ。どうぞ。」

本書でも金森節が冴え渡っていますね。

金森さんの自信に満ち溢れ、刺激的な言葉で綴られた文章には、
人を惹きつけ煽動する魔力があります。

ですから、自分は金森さんの手法の何が真似できて、
何が真似できないのかを冷静に考えて読む必要がありそうです。

また、本書で金森さんは、行政書士の仕事を再定義し、
自分の強みを生かせる市場で、自分のルールで戦うことの
重要性を語っています。

これはマーケティングの原則そのものであり、
ビジネスで成功するための思考法ですから、
どんな業種の人が読んでも参考になる部分だと思います。

この本から何を活かすか?

本書で、私の目を引いたのは、金森さんが最近着手している事業。

金森さんは、最近、東アジアの某国で「金鉱開発」をやってるそうです。
もちろんこの事業も、金森さんは自分でリスク計算して進出。

更には、アフリカの某国でも金採掘の話が来ているそうです。

最近は金森さんのメルマガ「回天の力学」の更新も滞っていますから、
こういった近況報告が聞けるのは、嬉しいですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| マーケティング・営業 | 10:23 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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