活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ビジネススキル・イノベーション

ビジネススキル・イノベーション ― 「時間×思考×直感」67のパワフルな技術ビジネススキル・イノベーション ― 「時間×思考×直感」67のパワフルな技術
(2012/08/30)
横田 尚哉

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満足度★★★
付箋数:25

  「いろいろとスキルを積み上げてきたのに、なぜうまくいかないのか。
  それは従来のスキルが古くなってしまったからです。(中略)
  
  変化の激しい時代に求められているのは、本質をつかむ力です。
  物事の本質をつかみ、環境の変化に合わせてスキルを
  アレンジしていけば、従来のようにスキルの陳腐化に悩んだり、
  流行りのスキルを追いかけて自分をすり減らすこともなくなります。」

本書で横田尚哉さんが説明するのは、本質をつかむ力。

それは、「ファンクショナル・アプローチ」をビジネス全体に
応用することで身につけられる力です。

当ブログでは、過去に2冊の「ファンクショナル・アプローチ」本を
紹介しています。

  ・ワンランク上の問題解決の技術《実践編》
  ・問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

これらは、いずれも横田さんの著書で、
「ファンクショナル・アプローチ」の手法を解説した本でした。

ちなみに「ファンクショナル・アプローチ」とは、
「これは誰のため?」、「これは何のため?」を追求して、
求められている機能(ファンクション)に分解して、
問題解決に当たる手法です。

本書ではその手法を、「時間」、「思考」、「感性」の
3つの分野で応用し、67の実践的なスキルに落とし込みました。

例えば、会議の議事録。

  「会議のたびに詳細な議事録を作成する会社もありますが、
  そうした議事録が活用される場面をほとんど見たことがありません。」

議事録の機能は、各アジェンダに対して、
どのような結論が出たかを記録すること。

あまり途中で出た意見を長々と記録しても、意味がありません。

であるならば、議事録の機能を持たせた「運営シート」で
議事録を兼用することができます。

「運営シート」には、あらかじめアジェンダを記入しておき、
会議の進行に沿って出た「結論」、「期日」、「担当」を
記入していくと、これがそのまま議事録になります。

会議で出た意見は、各アジェンダに対して、
要点をまとめて、それぞれ最大1行だけ記載します。

この「運営シート」では、最初のアジェンダの設定がキモ。

例えば「ロゴデザインについて」という議題の書き方をしません。

「ロゴデザインについて、採用案を決める」という書き方で、
会議の目的が明確になるようにアジェンダを設定します。

会議自体は、「運営シート」に沿って進め、
そこに出た結論をシンプルに記入していきますから、
会議が終わったと同時に議事録機能を持ったペーパーが
完成しているのです。

また、本書は従来のビジネススキル本と異なり、
「感性」を発揮することに注目していることが特徴です。

  「過去に起きた出来事は、知性で分析することができます。
  知識と論理のスキルがあれば、原因の追求はそれほど
  難しいことではない。
  実際にそれを得意にしているビジネスパーソンは大勢いいます。

  ただ、知性で未来を思い描くことはできません。
  不確かな未来にビジョンを描けるのは感性だけです。
  新しいものを生み出そうというとき私たちが
  発揮しなければならないのは、知性ではなく感性のスキル、
  さらにいえば直感なのです。」

この本から何を活かすか?

  「0.5秒トレーニングで感性を磨く」

本書で横田さんが勧める感性トレーニングの1つが、
「ランチを食べに店に入ったら、0.5秒で
注文するメニューを決める」という方法です。

ランチメニューにかぎらず、日常生活での様々な判断を、
0.5秒で行うことで、情報を右脳的に処理する感性が
鍛えられるようです。

このトレーニングなら、今日からすぐに実践できそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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