活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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「心がボロボロ」がスーッとラクになる本

「心がボロボロ」がスーッとラクになる本「心がボロボロ」がスーッとラクになる本
(2012/10/02)
水島 広子

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満足度★★★★
付箋数:22

さくら舎さんから献本いただきました。ありがとうございます。

「頑張りすぎ」と「頑張る」の違いって、何かわかりますか?

私は、てっきり「頑張る」のが行き過ぎたのが
「頑張りすぎ」だと思っていました。

要するに、この2つの違いは、「量」の違いだと考えていました。

しかし、本書の著者で精神科医の水島広子さんの説明は違います。

  「“頑張りすぎ” と “頑張る” は “質的” に違うものなのです。」

では、どのように「質」が違うのか?

「頑張る」とは、「自分ができるだけ頑張る」こと。

こちらは、頑張ることで達成感が得られ、
もし、やり遂げられなくても、自分の頑張りを感じることができます。

一方、「頑張りすぎ」は、どれほど頑張っても
「足りないと感じてしまう」心の状態。

こちらは、いくら頑張っても達成感を得られませんから、
「もっと頑張らなければ」、「まだ頑張りが足りない」と感じ、
どこまで行っても歯止めが効きません。

そうして頑張りがコントロールできなくなると、
次第に「心がボロボロ」になっていきます。

ですから「心がボロボロ」から脱するには、
「足りないと感じる心」を手放すことが大切のようです。

「心がボロボロ」と感じている人は、例外なく「頑張りすぎ」。

本書は、そんな「心がボロボロ」になっている人に、
「足りない心」を手放して、もっとラクに生きる方法を示します。

現時点で、ボロボロになっていない人でも、
次のようなタイプの人は要注意です。

  一人で抱え込んでしまう人
  やらされている感が強い人
  出口が見えないと感じている人

これらの人は、「心がボロボロ」になっていく予備軍。

そして、「心がボロボロ」になってくると、
集中力も低下しミスが増えて悪循環に陥り、
最悪の場合、うつ病を患ってしまう可能性もあるようです。

本書では、「心がボロボロ」になっている人や、
その予備軍の人に43の処方箋を示します。

  ・他人の「裏切り」によって傷つけられたら・・・
  ・「孤独感」で押しつぶされそうなときの対処法
  ・ひどい上司に傷つけられない方法
  ・職場いじめなどで居心地が悪い・・・
  ・他人に自分を否定されたとき

本書では、このような、他人から心をボロボロにされない
「心の守り方」も示されています。

ボロボロにはなっていなくても、精神的にちょっとキツイ
と感じた時点で、本書を読むのがいいと思います。

  「心がボロボロになったときは、生き方を変えるとき」

そして、本書を読んでも、肩の力を抜いて
ラクに生きる考え方に切り替えられない人は、
本当にうつ病になっている疑いもあるようですから、
一度専門家に診てもらった方がいいかもしれません。

この本から何を活かすか?

  完璧主義とは、「気を散らしている」現象

「もし○○ができなかったらどうしよう」と考える完璧主義は、
結果を気にして不安にかられ、気が散っている状態のようです。

ですから、完璧主義を手放して、目の前の仕事に心を込めて
丁寧に働くように切り替えた方がいいと、水島さんは説明しています。

「何をするべきか」ではなく「どうあるべきか」に注目すべきだと。

私は、完璧主義ではありませんが、
何をするかの「To Do List」ではなく、
どうあるかの「To Be List」を作ってみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 心に効く本 | 06:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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