活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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論理的なのに、できない人の法則

論理的なのに、できない人の法則 (日経プレミアシリーズ)論理的なのに、できない人の法則 (日経プレミアシリーズ)
(2012/07/13)
高橋 誠、岩田 徹 他

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満足度★★★
付箋数:22

世の中には、論理的な思考はできても、
アイディアを考えるのが苦手な人がいます。

逆に、次から次へとアイディアはひらめくものの、
それをロジカルにまとめられない人もいます。

ロジカルなだけでは、ダメ。クリエイティブなだけでもダメ。

本書が目指すのは、ロジカルとクリエイティブの
両方を併せ持つ思考。

名付けて、「二頭流クリロジ思考」です。

著者は、創発系コンサルティング会社、
株式会社アイディアポイント会長の高橋誠さんと、
同社社長の岩田徹さん。

私は最初、「クリロジ思考」と聞いて、
語呂的には「ロジクリ思考」の方がシックリくると感じました。

しかし、思考の順番は、クリエイティブが先で、ロジカルが後。

だから多少言いにくくても「ロジクリ」ではなく、
「クリロジ」と命名したのではないかと考えられます。

そもそも、クリエイティブ思考とロジカル思考は、
対極にある思考法です。

クリエイティブは、固定観念を打ち破り、
思考をひたすら広げる「拡散思考」。

一方、ロジカルは、道筋だった結論を出すために、
思考を絞り込む「収斂思考」。

この真逆とも言うべき思考を、1人の中で切り替えて、
使い分けられるようになる必要があるのです。

そのために、本書では、第一に自分の思考の型を理解し、
自分に欠けている思考を補うことを勧めています。

ということで、少し長くなりますが本書に掲載されていた
思考の型を判定するテストを以下に紹介します。

あなたは、クリエイティブ型?、それともロジカル型?

各問いに、○か×かのいずれかで答えてください。

  1. 好奇心が強く、幅広く何にでも興味がある
  2. 物事を批判的にとらえ、しっかり分析することができる
  3. 自分は人と違った意見やアイディアをよく出す
  4. 問題の現状のポイントを、具体的に適切に押さえられる
  5. 人が集まる時、シャレやユーモアで笑わすことが多い
  6. 数字やデータ、具体例を上手に活用して、論理を組み立てる
  7. 仕事をさまざまに工夫して、楽しみながらやっている
  8. 解決策は現状から解決まで、全体をとらえてまとめている
  9. 新製品や新しいものに、いつも関心を持っている
  10. 解決案は、実現可能性を十分にチェックして作成する
  11. 時間があると、いろいろなことを思いつき、その実現案を考える
  12. 実施の手順は、漏れがないよう細かく立てる
  13. アイディアを、スピーディーにまとめることができる
  14. 提案内容には不明確なことや、曖昧さがないよう注意をはらう
  15. 思いつきを、上手に企画にまとめることが得意である
  16. 提案をする時、大体において相手を上手に説得できる

結果は、奇数項目の○の数と、偶数項目の○の数を
それぞれ集計してください。

  クリロジ型 : 奇数点、偶数点とも6以上
          → 創造も論理も得意な人
  クリエイ型 : 奇数点6以上、偶数点5以下
          → 創造は得意、論理は苦手な人
  ロジカル型 : 偶数点6以上、奇数点5以下
          → 論理は得意、創造は苦手な人
  ロウアー型 : 奇数点、偶数点とも5以下
          → 創造も論理も苦手な人

このテスト、私は奇数点3、偶数点6で、
かろうじてロウアー型を免れ、ロジカル型になりました。

中には、これって、クリエイ型じゃなくてロジカル型じゃないの?
と思える設問もありましたが、
簡易テストなので、深くは追求しないことにしましょう。

この本から何を活かすか?

  ブレスト法の欠点を解消するブレインライティング法

ブレインストーミングはアイディア出しの場として、
広く使われていますが、次の3つの欠点があります。

  1. 1人が発言している間、他の人が発言できないので
    総発言数は少ない
  2. 口頭で発言するので、発言力の弱い人の意見が反映されにくい
  3. 沈黙してじっくり考えることがしにくく、思いつき発言が多くなる

この3つの欠点を解消するのが、本書で紹介されている
ブレインライティング法。

参加者に、たくさんの枠だけが書かれたシートを配り、
全員同時にその枠の中にアイディアを書き込みます。

3分経ったら、自分のシートを左側の人に回し、
今度は手元に回ってきたシートの2列目に、
自分の別のアイディアを書き込みます。

再度、3分経ったら、同様に自分のシートを左側の人に回し、
回ってきたシートの3列目にアイディアを書き込みます。

このように、他の人のアイディアを見ながら、
どんどんシートに自分のアイディアを書き込んでいく発想法です。

アメリカ人のように大声でワイワイやるのが苦手な
ドイツ人が考えた発想法とのことなので、
私たち日本人にも合う方法なのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| アイディア・発想法・企画 | 07:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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